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『東大王』鶴崎が大将、砂川が正規メンバーに!新生東大王チーム誕生

砂川信哉 twitter公式アカウント(@sngw22)より

水上卒業後、新シーズンでのスタートとなった『東大王』(4月8日放送)。水上からバトンを受け取り、新たに大将となった鶴崎修功。新大将のデビュー戦を勝利で飾りたいところ。さらに番組最後には「重大発表」として、サブメンバー&候補生から東大王正規メンバーに昇格する1名が発表された。

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見た目も変わった新生東大王。芸能人チームにはQuizKnockペアも

鶴崎が大将となり、鈴木光が髪を切り、林輝幸がコンタクトレンズにし……と、見た目にも新たなスタートを切った東大王チーム。対する芸能人チームも、新たに「伊沢推薦枠」として毎回刺客を送り込むことになった。記念すべき初回はQuizKnockメンバーの山本祥彰が登場。5thステージ「しりとりカードバトル」では伊沢拓司とペアを組み、同じポーズで考えこんだり、解答を耳打ちしたりなど、QuizKnockファンには嬉しい場面もあった。

1stステージ「ドカーンファイブ」では東大王チームが初陣を勝利で飾り、2nd「難問オセロ」へ。序盤は芸能人チームが大量リードし、MCの山里亮太も「大丈夫かな?心配になってきた……」と漏らしていたが、じわりじわりと東大王チームが盛り返していく。

6番「桴(ばち)」7番「舂(うす)」では芸能人チームで不正解者が続出し、残るは大将・富永美樹ひとりだけ。オセロの盤面もほぼ東大王チームの勝利が確定しており、かなり有利な状況だったが、落とし穴が待っていた。残り3枚でオープンした角の難読漢字、32番「莫臥児」が読めない。残っていた鈴木光、林輝幸が不正解となり、芸能人チームの逆転勝利で終わってしまった。正解の「莫臥児(モール)」は富永美樹もわからず、もし芸能人チームに32番を選ばせていたら結末が変わっていただろう。ここまでパーフェクトな展開だっただけに悔しさが滲む。

その後も、新生東大王チームは厳しい戦いが続く。3thステージ「12アンサーズ」は勝利したものの、4thステージ「類語シャウト」、5thステージ「しりとりカードバトル」はどちらも初めて芸能人チームが勝利した。「類語シャウト」敗戦後、鶴崎は「これは水上がすごく強かった」と振り返った。水上が抜けた穴を埋めるべく「これから皆で強化して、1人1人押せるようにしたい」と戦力の底上げを誓う。

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新大将鶴崎vs伊沢のバトル。そして新正規メンバーは砂川!

最終決戦は1対1の「超難問早押しバトル」。伊沢獲得&ライフ+2で万全の状態の芸能人チームを、砂川信哉が3人抜き、伊藤七海が9人抜きで打ち倒していく。芸能人チームは残り3人となったが、ここで宮川一朗太がご当地マンホール問題で伊藤を破り、続く鈴木光が焦りからか誤答してしまう。

東大王チームは残り2人。林vs宮川の対決で出題されたのは、オーケストラが演奏する映像から曲のタイトルをあてるもの。ただし、音は流れない。演奏に詳しくなければ見当もつかない問題だが、早い段階で林がボタンを押した。解答は「タイプライター」。壇上にタイプライターを楽器として打つ男性の姿があったのだ。クラシックにはムチ(ラヴェル「ピアノ協奏曲」)や大砲(チャイコフスキー「1812年」)など、楽器以外のものを楽器として扱う曲がある。無音に怯まず、映像に残されたヒントを見つければ答えを導き出せる。

林は続く富永をくだし、いよいよ芸能人チームの助っ人、伊沢が登場。出題前には楽しそうな笑顔を見せる2人だが、ボタンに手をかけた瞬間スッと凜々しい顔を見せる。出題は世界遺産問題。衛星画像は世界遺産の多いギリシャ上空で止まるが、かなり上空の段階で伊沢が「デルフォイの古代遺跡」を正解。対決前に「ここで厳しさを教えておくのが流儀」とコメントしていた伊沢。新生東大王チームに初陣のご祝儀をあげる気は全く無い。

最終対決は鶴崎vs伊沢。緊張気味の鶴崎に対し、軽く飛び跳ねてリラックスした状態の伊沢。出題はひらめき問題。画面が出た瞬間、ランプが点いたのは伊沢だった。残像を頼りに考えこみ、正解の「ふ」を導いた。新生東大王チーム、初戦を勝利で飾ることはできなかった。鶴崎は「負けたけどいい内容も多かった」「これをバネに頑張りたい」と前を向く。

さて番組終盤、重大発表として「正規メンバー昇格者発表」が行われた。サブ&候補生である砂川信哉、紀野紗良、岡本沙紀、伊藤七海の4名から選ばれたのは……砂川信哉! 2017年秋から『東大王』に貢献してきた砂川に、鶴崎は「長年やってきて信頼してます」と赤いマントを渡す。心強い味方と、新たなシーズンを共に戦うのだ。

『東大王』(2020年4月8日放送)
司会:ヒロミ、山里亮太
解説:伊沢拓司
東大王チーム:鶴崎修功、鈴木光、林輝幸、砂川信哉、紀野紗良、岡本沙紀、伊藤七海
芸能人チーム:アンミカ、井上裕介(NON STYLE)、伊原六花、富永美樹、ななせ、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)、松尾依里佳、宮川一朗太、山下真司、山西惇、山本祥彰

【ライタープロフィール】

井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。

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