『東大王』 公式twitterアカウント(@toudaiou_tbs)より
鈴木光&ジャスコ林の卒業まで4回となった『東大王』(2月24日放送)。今回は芸能人チームの大将として伊沢拓司がフル参戦。そして新春SPで奇跡を起こした狩野英孝が、再び偉人クイズに挑む……!
常勝が求められる #東大王
先人達に憧れて、背中を見て育つ若きクイズプレーヤー達。其々にクイズを愛する気持ちがあり、苦悩があり。
クイズを通して知識を養い、
仲間を思いやり、
新しい時代を創ってくれるはず!#光ちゃん と #ジャスコ、残り4回!TBSアナウンサー #杉山真也
今夜7時〜(絵文字) pic.twitter.com/HtGHyLemA1
— 東大王【2/24よる7時OA(絵文字)(絵文字)(絵文字)】 (@toudaiou_tbs) February 24, 2021
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「偉人サムネイルクイズ」で狩野英孝に再び奇跡が!?
1stステージは新春SPで好評だった「サムネイルクイズ」。偉人が開設した架空のYouTubeチャンネルのサムネイルを見て、人物名を早書きで答えるもの。新春SPでは、直前に出した誤答が次の問題で出題されてしまうミラクルを起こした狩野、MC陣に「偉人は用意してる?」と問われ、「2人ぐらい挙がってます」と答える…少ない。
早書きでは東大王チームと伊沢が安定して上位に食い込んだ。2問目「アインシュタイン」では、狩野が「ピカソ」と誤答。「髪が黒じゃないから外国人と思って」と、グラグラな根拠での答えだったが、次の3問目の答えがなんと「ピカソ」! 新春SPと同じ展開に「これは来たやろ!」「持ってますよね!」と周囲がざわつき、狩野本人も「まさかこんなこと起きます?」とうろたえる。
ドキドキしながら早書きの順位をオープンしてみると……1位・鈴木光、2位・伊藤七海、3位・ジャスコ林と東大王チームが独占しており、狩野は“7位くらい”という結果。ミラクルが起きてもミラクルをものにしない、その巡り合わせこそ狩野の「ミラクル」なのだった。
その後も東大王チームは順調に上位をキープし、5問目で鶴崎修功が1位を取ったところでコールドゲーム。1stステージは圧勝で幕を閉じた。
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自動車道返し!自衛隊返し!「熟語陣取り合戦」
2ndステージは、こちらも前回好評だった「熟語陣取り合戦」。漢字が書かれたマスを組み合わせて熟語を作り、最終的にマスを多く取ったチームの勝ち。このステージの醍醐味は、なんといっても相手が取ったマスを別の熟語で取り返せること。裏を返すと、取り返される可能性のある熟語をいかに早く察知するかが勝負のカギになる。
1回戦では岡本沙紀が初手で最長ワード「公正取引委員会」をゲット。さらに紀野紗良が「選挙管理委員会」「教育委員会」の「委員会シリーズ」をしっかり抑える。他にも林が「梅雨前線」、鶴崎が「寒冷前線」を取るなど、再利用できる単語を確実に奪い、1回戦は東大王チームが21枚のリード。
2回戦でカギになったのは「自動車道」と「自衛隊」。アンミカの「東北自動車道」を岡本が「北陸自動車道」で、藤本敏史の「陸上自衛隊」を紀野が「海上自衛隊」でひっくり返すファインプレー。「そりゃズルいわ!」というフジモンの叫びに、満面の笑顔を返す紀野。実は最長ワードは「東海北陸自動車道」で、展開次第ではまだまだひっくり返るチャンスがあったから油断ならない。
後半は「千客万来」が取れるチャンスを3時のヒロインかなでが「来客」で済ませてしまうなど、芸能人チームにもったいないプレーが続き、2回戦も東大王チームの勝利。「1個見つけたらもう1個なにかないか、俯瞰で見ることが求められる」という伊沢のコメント通り、まだまだ攻略のしがいがあるゲームだった。
自衛隊返しの時の表情の変化が面白すぎる笑 #東大王
— 紀野紗良 (@sakuramochisara) February 24, 2021
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卒業を控えた2人が3ポイントずつ奪取!
ファイナルステージは8問先取の「全員一斉早押しバトル」。ここから猪俣大輝も参戦する(砂川信哉は学業のためお休み)。
1問目「1画足して出来る家電は?」では、「カジキ」と画面に出た途端にあちこちからボタンを連打する音が。悔しがる伊沢を前に、押し勝ったジャスコ林が「加湿器(カシツキ)」を正解。
このあともジャスコは正解を重ね、3ポイントをたたき出す。8問目で正解した「YOKOHAMA AIR CABIN」では、久々にジャスポーズも飛び出した。5問目「動画が表す果物」というひらめき問題では、ランプが点いたものの答が分からず「同じ文字が2つ並んでいるから」と「桃」を偶然当てる。隣りの鈴木光に解説してもらう一コマも。
その鈴木光も同じく3ポイントを奪取。4問目の祭り問題での「山形県(加勢鳥)」、6問目の調理工程からの「ダルゴナコーヒー」、そして5問目のグラフ問題。横軸左端の「1896年」、縦軸上端の「220ヶ国」から「夏季オリンピックの参加国数」を一瞬で見切った(1896年は第1回大会が開かれた年)。卒業を控えた2人が、自らの手で連勝を引き寄せる。
7-3で東大王チームリーチで迎えた11問目、伊沢が動く。「撮影された島の名前は?」という出題で、ゴツゴツした岩のようなものが映し出された瞬間にランプが点いた。解答は「淡路島」。映像はゴジラの背中で、淡路島公園に出来たゴジラのアトラクションのものだった。公園ができたのは昨年10月なので「ちょっと前」の時事問題。それにすかさず反応できるのはさすが。
まだ東大王チームのリーチが続く。12問目「格子の奥を通過する都道府県のシルエットは?」という新形式の問題。例題はなく、どんなタイプの格子で、どれくらいのスピードで通過するかわからない。画面に映し出されたのは、いくつもの縦に細い隙間。一瞬で流れ去る緑色の物体。早押しに勝ったのは、東大王チーム大将・鶴崎だった。
「(都道府県が通過するスピードが)思ったより速かったせいで逆に全体像が見えた」という鶴崎。ウイニングアンサーの「愛知県」を決め、東大王チームが7連勝に届いた。
番組の最後には、3月末に行われる鈴木光&ジャスコ林の卒業イベントのさらなるお知らせが。好評につきライブ配信が決まったとのこと。全5公演全て違う内容(!)なのが気になる!
遅ればせながら #東大王 ありがとうございました!誤答を拾ったり時事を回収したりの猛打賞。アベレージヒッターじゃないから、こういうのは嬉しいね。
— 林輝幸 (@jusco_hayashi) February 24, 2021
今回も #東大王 ありがとうございました!
追う背中を常に目の前で見られる幸せを感じながら、追われるに足る実力をつけねばという焦りも感じてます次回もお願いします!! https://t.co/og8CZ8k1tP
— 伊藤七海 (@nanaumi110) February 24, 2021
『東大王』(2021年2月24日放送)
司会:ヒロミ、山里亮太
東大王チーム:鶴崎修功、鈴木光、林輝幸、紀野紗良、岡本沙紀、伊藤七海、猪俣大輝
芸能人チーム:伊沢拓司、井上裕介(NON STYLE)、狩野英孝、小島よしお、高田秋、中間淳太(ジャニーズWEST)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)、かなで(3時のヒロイン)、福田麻貴(3時のヒロイン)、ゆめっち(3時のヒロイン)
【ライタープロフィール】
井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。