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クイズの頂上決戦、再び! 『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』第2回予選会レポート

2月19日、東京都目黒区の中小企業センターホールにて、『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』第2回大会の決勝トーナメント進出をかけた予選会が実施された。

『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』は、昨年8月にCS・ファミリー劇場にて決勝大会が放送された特別番組。地上波では久しくなかった本格派のクイズ王決定戦であり、なおかつ、『SASUKE』や『ワールド・クイズ・クラシック』を手がけてきた乾雅人が総合演出を手がける番組とあって、クイズファンの間で大きな話題となった(その模様は、「QUIZ JAPAN」第7号で特集しているので、未見の方はそちらを参照されたし)。そして、その反響に応える形で、第2回大会の開催が決定したのだ。前回と同様、いや、それ以上に熾烈な選抜戦となった今回の予選会。その模様は近日、ニコニコチャンネル「QUIZ JAPAN TV」にて全問題をノーカットにて配信する予定だが、今回は速報版として、いち早くその結果をお届けしたい。

【予選第1ラウンド・150問ペーパークイズ】
予選第1ラウンドは150問の三択クイズに挑戦するペーパークイズ。制限時間は25分。1問あたりにかけられる時間はわずか10秒となる。第2ラウンドへと進出できるのは、得点上位30名(同点の場合は近似値クイズで決着)。参加者は134名と前回より減ったものの、問題の難度が大幅にアップしたせいか、ペーパークイズのボーダーは86点と、前回より14点も下回る結果となった(全体平均点は72.9点)。

【予選第2ラウンド・7○3×クイズ】
予選第2ラウンドは、ペーパー通過者30人を5人ずつ6組に分けての7○3×早押しクイズ。『史上最強のクイズ王決定戦』でおなじみだった伝統のルールにより、各組から2名が予選最終ラウンド進出となる。

第1組:為季 正幸(1位)・鳥越 タケル(12位)・鈴木 淳之介(13位)・田中 佐喜雄(24位)・石川貞雄(25位)
※カッコ内はペーパークイズ順位

最初に名前を呼ばれたのは、105点という高得点をマークし、2大会連続でペーパークイズ1位となった「岡山の癒し系クイズ王」為季。第1組は、その為季に、前回、同じ第1組で苦汁を味わわされた鈴木・田中、学生最高順位の鳥越、そして前回の決勝トーナメント1回戦で為季と死闘を展開した「難問クイズの伝道師」こと石川が挑むという構図になった。この組で飛び出したのは、やはり予選1位の為季。誤答ゼロの危なげない押しを展開すると、開始からわずか20問でいち早くリーチ。続く21問目「あられ」も連取し、格の違いを見せつけ堂々の一抜けを果たした。残る1つの席を巡り、鳥越・鈴木が6ポイントで並ぶも、40問目「アオダモ」をもぎ取ったのは鈴木。見事に前回の無念を晴らした形となった。一方、前回ベスト8の一角・石川はここで涙を呑んだ。

第2組:廣海 渉(2位)・春日 誠治(11位)・池内 敦(14位)・伊沢 拓司(23位)・今村 哲生(26位)

第2組はベテラン3名(廣海・春日・今村)に、東大クイズ研究会の現役2人(池内・伊沢)が挑むという組み合わせとなった。初参加にして堂々の予選突破を果たした池内は、開始早々2×をつけてしまうが、その後も若手らしい攻めの姿勢を崩さず、トップを走る廣海に食らいついていく。しかし廣海が33問目「駆けつけ警護」で1抜けを果たすと、力尽きたか35問目で誤答し失格に。2人目の席は、前回シード選手の「クイズ界の横綱」春日誠治が、42問目『純ちゃんの応援歌』を正解して、追いすがる伊沢を振り切った。

第3組:望月 雅由(3位)・田中 健一(10位)・松本 裕輔(15位)・大森 孝宏(22位)・鈴木 正基(27位)

前回は体調不良もあり、優勝候補の最右翼に挙げられながらもまさかの2ラウンド敗退となった『第16回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・田中健一が第3組に登場。大方の予想通り、大本命の田中が着実に点を積み重ねる展開に。ノーミスの田中が39問目「ラブレ菌」で1抜けした後は、松本・大森・鈴木の叩き合いとなるも、最後は49問目「東遊運動」を正解した鈴木に軍配が上がった。

第4組:横井 貴史(4位)・宮川 敬(9位)・徳久 倫康(16位)・渡辺 匠(21位)・上野 裕之(28位)

前回の決勝大会進出者である宮川・徳久、初参加ながら4位という好成績をマークした名大OBの横井、初代「クイズ神」渡辺、前回に続き予選通過を果たした大ベテランの東大OB・上野と、第2ラウンド6組中、最も過酷な「死のグループ」となった第4組。まず走ったのは、「北海道最強の男」宮川。32問目「鏡獅子」を答え、勝ち名乗りを挙げた。続く33問目で上野がリーチをかけると、負けじと36問目に渡辺が5ポイント、38問目に徳久が6ポイントに到達するという大混戦に。勝負が決まったのは39問目。「パックス・ブリタニカ」をものにしたのは徳久。「競技クイズ界最強の男」の気迫が流れを呼び込んだ。

第5組:松尾 浩(5位)・安藤 正信(8位)・市川 尚志(17位)・河合 智史(20位)・浅間 匠(29位)

前回もペーパークイズを通過したベテラン3名に、初参加の河合、2大会連続ペーパー通過となる学生の浅間が挑む第5組。序盤戦をリードしたのは、河合・浅間の若手2人。しかし、その2人を悠然と追い上げ、最後に抜き去ったのは「神の称号を持つ男」安藤。32問目「神様のカルテ」、33問目「オプジーボ」を切れ味の鋭い押しで連取し、31問目でいち早くリーチをかけた浅間を尻目に、逆転で1抜けを果たした。最後の席には、34問目「てれこ」を着実に答えた浅間が滑り込んだ。

6組目:武藤 大貴(6位)・村上 彰(7位)・牟禮 大造(18位)・原田 尚紀(19位)・山田 晋也(30位)

前回大会準優勝の「クイズ界の超新星」武藤とベテラン4人の組み合わせとなった第6組は、開始15問でわずか3問しか正解が出ない重たいスタートとなった。高い難度の問題に全員が苦しめられる中、48問目「ペリクレス」で最初に7ポイントに到達したのは武藤。その後は、関西の難問サークル・モンキーズの同門である牟禮と原田が、互いにリーチをかける一騎打ちとなるも、58問目「中野浩一」を原田が正解し、予選最終ラウンド進出の12名が出そろった。

【予選最終ラウンド・超難問ボードクイズ】
予選会最終予選は「超難問ボードクイズ」。1問正解1ポイントのボードクイズを行い、先に7ポイントを獲得した7名が決勝大会進出となる。

出場者
<前列>
浅間 匠(29位)・安藤 正信(8位)・春日 誠治(11位)・鈴木 淳之介(13位)・鈴木 正基(27位)・田中 健一(10位)
<後列>
為季 正幸(1位)・徳久 倫康(16位)・原田 尚紀(19位)・廣海 渉(2位)・宮川 敬(9位)・武藤 大貴(6位)

前回の予選会において、そのあまりの難度の高さが物議を醸した「超難問ボードクイズ」。今回は通過人数が1名増えたとはいえ、メンツの厳しさは前回以上。果たして、勝ち上がるのは誰なのか?

問題:アメリカのカリフォルニア州とメキシコの北部で発見された新種の蛾で、頭部を覆う金色の鱗粉が現在のアメリカ大統領の髪型を思わせることから命名されたのは何でしょう?(全員不正解)

問題:昨年の大河ドラマ『真田丸』でも描かれた、織田信長の死後に空白地帯となった旧武田領を巡り、徳川家康・北条氏直・上杉景勝らが繰り広げた戦いを、それがおこった年の元号と干支から「何の乱」というでしょう?(田中・為季のみ正解)

問題:アマゾン川の奥地に住む、文明社会との接触経験がほとんどない謎の先住民族に対して付けられた、「隔絶された人々」という意味の呼び名は何でしょう?(徳久のみ正解)

と、序盤から難問が連発し、ステージ上の挑戦者の顔が曇る(正解は「ネオパルパ・ドナルドトランピ」「天正壬午の乱」「イゾラド」)。それでも、問題を重ねるにつれ各プレイヤーのポイントは増えていき、21問目には田中・武藤・原田の3人がリーチをかけた。そして、最初の勝ち抜けが決まったのは23問目。

問題:中国の歴史書『魏志倭人伝』の中で「邪馬台国の女王・卑弥呼と対立していた」と書かれている、狗奴国の王は誰でしょう?

これに「卑弥弓呼(ひみここ)」と書き、本戦進出第1号となったのは田中。さらに24問目では武藤と鈴木(淳)が、25問目では原田と廣海が続いた。26問目では、

問題:原宿の「KAWAii」カルチャーを世界に発信するために2007年に中川悠介によって設立された、タレントの三戸なつめやきゃりーぱみゅぱみゅが所属している芸能事務所はどこでしょう?

という問題で、リーチをかけていた最年少の浅間が「アソビシステムズ」と書き不正解となるという、非常に惜しい場面も(正解は「アソビシステム」)。そして、28問目の

問題:昨年10月に正式に任務についた、高度なステルス機能を持ったアメリカの最新鋭ミサイル駆逐艦で、その名前はベトナム戦争で活躍したアメリカ海軍の作戦部長の名前にちなむのは何でしょう?

で徳久が6人目の通過者となり、残す席はあと1つ(正解は「ズムウォルト」)。為季・宮川・浅間が6ポイントで並び、安藤が5ポイント、鈴木(正)が4ポイント、春日が3ポイントという情勢で、迎えた29問目

問題:1980年代にサントリーのCMに登場した「パピプペンギンズ」や、明治のお菓子「カール」のパッケージに描かれている「カールおじさん」をデザインしたイラストレーターは誰でしょう?

「原田治」と書く解答者が多い中、為季だけが「ひこねのりお」と解答。注目の正解は……「ひこねのりお」! かくして前回大会に引き続き、予選1位の為季が苦しみながらも最後の席を手にすることとなった。

最後は予選を勝ち抜いた7名に、初代王者の奥畑を加えた8名で決勝トーナメントの組み合わせ抽選会を行い、本戦第1ラウンドの対戦カードが決定した。

Aブロック:奥畑 薫  VS 廣海 渉  (アップダウン・セブン)
Bブロック:為季 正幸 VS 徳久 倫康 (タッグ・オブ・ウォー)
Cブロック:田中 健一 VS 原田 尚紀 (アップダウン・セブン)
Dブロック:武藤 大貴 VS 鈴木 淳之介(タッグ・オブ・ウォー)

決勝戦は4月1日(土)、新木場ファーストリング(東京都江東区)にて行われる。『SASUKE』で知られる乾雅人による舞台演出の元、日本トップクラスのクイズアスリート8人はどのような戦いを繰り広げるのか? その観戦チケットは、こちらにて販売中だ。競技クイズ最強を決める戦いを、ぜひ見届けてほしい。

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