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『東大王』伊沢拓司3ヶ月ぶりの参戦!怒りのお説教を全員で聞く時間も


林輝幸twitterアカウント(@jusco_hayashi)より

「これはダメです。言い訳のしようのない出来の悪さです」。解説ルームで伊沢拓司は首を横に振った。11月27日放送の『東大王』、10連勝に向けて再び1から勝利を積み上げる東大王チームだったが……。

「マジの凡戦」伊沢拓司のお説教タイム

冒頭の伊沢の発言が飛び出したのは、1stステージ「スピードアンサー」でのこと。2回戦のご当地グルメを答える問題に、東大王チームが大苦戦。「ほうば味噌」「いかにんじん」などでパスが相次ぎ、4人連続不正解→問題チェンジの流れが何回も続く。ようやく12問を答え終わったが、タイムは2分29秒9。タイムオーバー寸前である。

この結果を受け、楽勝ムードの芸能人チームだったが、こちらも「せんべい汁」や「鶏飯」がわからず、結局タイムオーバー。解説ルームの伊沢を呼び出すと「マジの凡戦でした」とバッサリ。

伊沢からは「焦ることはわかっている。焦っても(答えが)出るような練習をしておかないと、本番では意味がないです」「勉強と練習はセット」「これはダメです」と怒りモードのコメントが次々飛び出す。もはや東大王も芸能人も関係なく、全員が神妙な顔で聞くしかない……。2時間スペシャルはお説教からはじまったのだった。

候補生・伊藤七海が覚醒!

気を引き締めたい東大王チームだったが、精彩を欠く戦いが続く。2ndステージ「難問オセロ」では、わずか2ターン目で砂川信哉、林輝幸が失格。紀野紗良は「屠蘇(とそ)」を「おとそ」と読み不正解となってしまう。勝負をかけて角の32番「羅火腿(ラフテー)」に飛び込むが、鶴崎修功も水上颯も読めず、東大王チームが全滅……! 水上は「漢字への自信の無さが着手の自信の無さにつながった」と振り返る。漢字が読めなければオセロの戦略もままならない。

3rd「類語シャウト」、4th「12アンサーズ」は東大王チームが勝利し、5thのファイナルステージへ。大将・富永美樹が伊沢召喚に成功し、約3ヶ月ぶりに伊沢がファイナルに帰ってきた!

伊沢の参戦に水上は「今回、正直かなり楽しみ」と声を弾ませる。両チーム1人ずつ増えたベストメンバーとなり、お互い全力で戦えるからだ。その大将の思いに応えたのは、一番手の伊藤七海だった。回文、ひらめき、川柳、辞書などバラエティに富む問題を次々と正解。8人目の山下真司戦では、「ツノカタナウシムシ」という文字列から一瞬で「カニ」を導く(角・刀・牛・虫を合わせると「蟹」になる)。結果、8人抜きを達成し、若手の存在感を見せつける。

水上・鶴崎・林vs伊沢拓司、その結末は……

その後、一進一退の攻防が続き、芸能人チームはいよいよ最後の伊沢拓司が登場。冒頭の怒りモードとは打って変わって、「存分に楽しんでいこうと思います」と笑う。対する東大王チームは、林・鶴崎・水上の3人。7月31日放送回で、10連勝を伊沢に阻止された場面と同じ展開だ。

林vs伊沢の世界遺産問題では、久々に伊沢の「地球押し」が炸裂。ヨーロッパ全土はおろかアフリカ大陸も半分入るくらいの引きの映像だったが、この状態で「シェーンブルン宮殿」を当てる! 実はこのシェーンブルン宮殿、6月19日放送回で水上に敗れたときに伊沢が誤答したものだ(参考:『東大王』伊沢VS鈴木&水上の頂上決戦! 「小さな世界修学旅行」がピンチを救う)。5ヶ月前の忘れ物を見事に取り返した。

続く鶴崎vs伊沢。海外の観光名所を答える問題では、映像が出た瞬間に両者が押し、興奮した杉山アナの声が裏返る。押し勝ったのは伊沢。「ブランデンブルク門」を正解し、一瞬で鶴崎をくだす。

ラスト。水上vs伊沢。出題は「88星座しりとり」。空欄に入る星座を答えるのだが……ここでも出題と同時に2人が押す。早かったのは伊沢。顔を伏せ、脳裏に焼き付けた映像をお思い返す。映像は「へびつかい→?→?→けんびきょう」。パッと顔を上げた伊沢、カメラに向かって発した回答は「いるか→かみのけ」。その瞬間、水上は「くっそ〜。やられたな」と負けを確信し、苦笑いを見せた。

振り返れば、伊沢に始まり、伊沢に終わった回だった。最後の星座しりとりなど、まさに「焦っても答えを出す練習」の成果だろう。手加減なしの超絶早押しも、東大王チームに「ここまで来い」と檄を飛ばしているように感じた。またゼロからのスタートになった東大王、逆境を味方につけられるか?

『東大王』(2019年11月27日放送)
司会:ヒロミ、山里亮太
東大王チーム:水上颯、鶴崎修功、林輝幸、砂川信哉、紀野紗良、岡本沙紀、伊藤七海
芸能人チーム:富永美樹、朝日奈央、アンミカ、井上裕介(NON STYLE)、尾形貴弘(パンサー)、カイ(超特急)、八田亜矢子、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)、宮川一朗太、山下真司、ゆきりぬ

【ライタープロフィール】

井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。

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