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『東大王』クイズ甲子園2021ついに決着!伊沢拓司も一夜限りの参戦


2021年9月1日放送の『東大王』は「東大王クイズ甲子園2021」の後半戦。先週放送された1回戦で勝ち残ったのは、浦和高校、北野高校、栄東高校、横浜翠嵐高校の4校。いよいよ日本一の高校が決まる!

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勝負強さが明暗を分けた「早書きバトル」

2回戦は「早書きバトル」。書き問題が全5問出題され、速く正解した順に1位30P、2位20P、3位10Pが与えられる。4校から1校が敗退だ。東大王チームも参加するため、高校生は東大王たちより速く正解しないとポイントを得ることができない。

1問目「知り合いからは一番立派な松茸をもらった」に含まれる3つの国名を答える問題では、全員が「シリア、ハイチ、パナマ」を正解。最も速かったのは栄東高校の笠井さん。「なんとなくこれかなって(笑)」と楽しそうな笠井さん、このあと4問目も「わかんないけどカナダって書いた」と2位、ポイントが倍になる最終5問目では「4文字の食べもので3文字目が『じ』」だけの情報で「いちじく」を正解し1位に! 1人で110点を獲得する勝負強さを発揮し、栄東が東大王チームを上回りトップ通過する。

北野高校は反保くんが、浦和高校は梅山くんが活躍してポイントを奪う。横浜翠嵐高校は何度も正解していたものの惜しくも速さでは届かず、敗退が決まってしまった。1年生チームのリーダー竹中くんは「幸いにも僕たちには時間的な余裕があるので」とリベンジを誓う。収録後も伊沢拓司が「あとは技術」「知識量増やせば絶対勝てるようになる」と背中を押していた。

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復活!「脳内世界旅行」追加ルールにスタジオ震撼

準決勝は「脳内世界旅行」。2017年4月の東大王第1回で鶴崎・伊沢・水上が戦った伝説の超難問だ。ルールはシンプルで、出題された国を起点に、国境が陸続きになる国を順番に解答するだけ。地図は見てはならず、頼りになるのは記憶だけ。栄東は2回戦で東大王チームに勝ったので、パスが1回使える。

浦和→北野→栄東の順で解答し、不正解で1人脱落。チーム全滅で1校敗退が決まるのだが……オセアニアもアフリカも南アメリカも誰も間違えない。急きょ「陸続きで国境を接する国の『首都』を答える」というルールが追加されることになり、うわぁ……と頭を抱える高校生たち。観戦している東大王たちもその難易度に震える。

それでもヨーロッパはクリアし、戦いの舞台は難易度MAXのアフリカ大陸へ。順番は栄東高校から。スタート地点はタンザニアの首都ドドマ……。笠井さんは貴重なパスをここで使い、次の浦和高校は深澤くんが不正解になるも、2番手の大山くんがナイロビ(ケニア)を正解。北野高校の北くんは難なくアディスアベバ(エチオピア)でクリア。順番は再び栄東高校に回ってきた。

エチオピア周辺はルール変更前にも巡っており、ソマリア、ジブチ、エリトリアと近接する国が挙がっていた。しかし首都がわからない。笠井さんが倒れ、桑名くんに引き継ぐが全くわからない。迫るカウントダウン。笠井さんの「何か答えろ」の呼びかけに、桑名くんが破れかぶれで答えたジブチ(ジブチ)は……なんと正解! 国名と首都が一致していたミラクルに、桑名くん本人も何度も「マジですか!?」と驚いた。

困ったのは次の浦和高校。ジブチに接するソマリア、エリトリアの首都がわからない。大山くん、梅山くんが連続で倒れ、浦和高校は2連覇の夢が絶たれてしまった。ハイレベルすぎる戦いに、鶴崎も「我々がやった時はアフリカで終了していた」「首都は難しいですよ。さすがでした」と高校生たちを讃えたのだった。

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エリート集団北野高校 vs チームワークの栄東高校。日本一は……?

決勝戦に駒を進めたのは北野高校と栄東高校。決勝は7ポイント先取の早押しバトルだ。

1問目のひらめき問題は栄東高校の倉光くんが先制。その後、倉光くんは2問目「装置の名称は?(スーパーカミオカンデ)」、4問目「誰の銅像?(上野英三郎)」、6問目「立方体の数は?」も正解。ひらめきも映像問題も理数系もカバーし、北野高校にプレッシャーをかける。

対する北野高校は、リーダー岡くんが3問目「化学式が表す物質の名称は?(テトロドドキシン)」で押し勝つ。7問目「元素記号足し算」では、先に押した岡くんが解答するあいだも反保くんが手を休めず計算し、岡くんの誤答後にすかさずフォローする。

7問を終えてポイントは北野2-栄東5。エリート集団の北野高校に焦りも見え始める。8問目「広辞苑見出し語問題」は岡くんと反保くんが解答権を得たが、2人とも不正解で解答権を失ってしまう。ここは栄東高校桑名くんが押さえてポイント2-6。栄東高校がリーチ。

9問目は立体漢字問題。出題VTRが2秒ほど流れたところで、栄東高校倉光くんにランプが点く。コールしたのは「勉強の『勉』」。祈るチームメイトたち。その結末は……正解! ポイント2-7で、栄東高校が「東大王クイズ甲子園2021」優勝!

甲子園なので栄東高校の校歌をバックに、表彰状とトロフィーの授与。そしてここからは、東大王vs優勝校のガチバトル。ここで東大王チームに伊沢拓司が参戦することが発表されると、伊沢拓司がきっかけでクイズを始めた笠井さんは何度も小さく飛び跳ねながら「やったー!」と大喜び。対する伊沢は「直接若い芽を摘む機会がなかなかないので」と本気モードである。

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伊沢拓司が一夜限りの参戦!東大王vs栄東高校

東大王vs栄東高校の対戦は、「難問オセロ」「全員一斉早押し」の2番勝負。「難問オセロ」で出場する東大王チームは、猪俣大輝・伊藤七海・川村はゆの3人。出題は「漢字の4文字の読み方」だ。

先行は東大王チーム。猪俣が「鉄(くろがね)」をコールした瞬間、笠井さんが「ごめんなさい終わった」とつぶやく。漢字がとても苦手らしく「熱(ほとぼり)」を「あつあつ」と答えるも、ライフを2つ失って脱落。

そこはチームワークの栄東高校、難読漢字が得意な桑名くんが「武(もののふ)」「団(かたまり)」、書き問題「こもごも(交)」を開けるなど食らいつく。しかし置きたいマスの漢字が読めず、残念ながら全滅負けになってしまった。決着後、東大王チームが全てのマスを読んでみせたのはさすが。

いよいよ最後は7問先取の「全員一斉早押し」。東大王チームは鶴崎修功、伊沢拓司、川上諒人の最強メンバー。前回「(伊沢拓司に)ファンではなくプレイヤーとして会いたかった」と話していた笠井さんに、伊沢拓司も「いちプレイヤーとして全力でいきたい」と応える。ニヤニヤが止まらない笠井さん。

1問目のひらめき問題は、川上による一瞬の早押しで東大王が先制。2問目の映像問題「街の名前は?」も伊沢がほぼ問題文押しで「新宿(3Dビジョンの巨大猫)」を当ててみせる。東大王チームからの洗礼に驚きを隠さない栄東高校だが、ここから反撃開始。3問目を正解し、4問目「画像の地名」では、鶴崎が思い出すのを諦めた“世界一長い地名”を、桑名くんが「タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ」をスラスラと暗唱。ポイント2-2に追いつく。

5問目「世界遺産の名称(福建土楼)」では伊沢による地球押しが炸裂、6問目・7問目も鶴崎がポイントを奪う。7問目はオリンピックのピクトグラムの一部分から「板みたいなものが見えたから」と「スケートボード」を当てたが、出題VTRを確認するとその部分は腕だった。運も味方につけてポイント5-2。

東大王リードで迎えた8問目。フラッシュ問題で東大王チームの鶴崎・川上が落とし、解答権が栄東高校のみになるが、なぜかボタンの連打が止まらない。チーム内で解答権を奪った笠井さんが「かつお」を正解し、チームメイトに「いぇ~い」。この大舞台でクイズを楽しむ姿がまぶしい。さらに9問目「ヘリコプターの名前は」では桑名くんが問題文押しで「インジェニュイティ」を当てる! 笑顔を絶やさず、さらに強い……!

10問目を鶴崎が正解し、いよいよ東大王チームがリーチ。しかし栄東高校も笠井さんと桑名くんが食らいつき、ポイント6-6に追いついた。「あるよ!あるある!」と盛り上がる栄東高校。運命の13問目は、花火の向こうに見える建造物を当てる映像問題。出題直後、少ない情報から攻めたのは伊沢拓司。「凱旋門」をコールするも、無情にも不正解のブザー。東大王チームはあと1回不正解になると解答権がなくなってしまう。

ヒリヒリした空気のスタジオで、出題再開。ランプが点いたのは東大王チーム川上。MCの2人から「間違ったらヤバいぞ」「負けだよ」とプレッシャーをかけられ、「怖ぇ~」と嘆きながら、コールしたのは「タージ・マハル」。しばらくの静寂……そして正解音! 緊張が解け「危ねぇ~ワハハハ~」と笑う鶴崎。伊沢は「東大王の力を見せられたし、彼らのすごさも存分にわかった」とコメントした。

東大王3人が勝利のために全力を出したのは、栄東高校の強さがあってのこと。知識量も奇跡もチームワークも、全てを見せてくれた「東大王クイズ甲子園2021」。参加された高校生の皆さん、おつかれさまでした!

↓放送後に投稿された東大王公式のツイート。縦読みすると「サカエヒガシ」になっている粋な計らいでした!

【番組概要】
番組名:東大王
放送日時:2021年9月1日(水)夜7時~
放送局:TBS系
出演:ヒロミ、山里亮太(南海キャンディーズ)、東大王、伊沢拓司ほか

番組公式サイト
https://www.tbs.co.jp/toudaiou-TBS/

【ライタープロフィール】井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。
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