Subscribe / Share

Toggle

column

『99人の壁』Sexy Zone・佐藤勝利はなぜ「ジャニーズ」クイズでブロックされたのか?

『99人の壁』Sexy Zone・佐藤勝利はなぜ「ジャニーズ」クイズでブロックされたのか?

フジテレビ公式twitter(@fujitv)より

6月29日放送の『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』は「壁救済スペシャル」。早押しでブロックできないチャレンジャーを「救済」するため、チャレンジャーを毎回抽選で選出。加えて、1stステージから残り99人全員に解答権があるという特別ルールで行われた。

番組初のジャンル「ジャニーズ」

スペシャルワンマッチに登場した佐藤勝利(Sexy Zone)が指定したジャンルは、番組初となる「ジャニーズ」。100万円の使い道は、ビジネスクラスで行くスペイン旅行である。

1問目は曲名当て4択クイズ、2問目はグループとデビュー曲の線つなぎクイズで、少年隊からKing & Princeまで幅広く出題。年末のカウントダウンコンサートなどで他グループと舞台に立つこともあり、「(仮面舞踏会は)踊ったこともある」と、スラスラ淀みなくクリア。

続く3問目はジャニーズ所属タレントの名前当て。フルネームを正確に言わねばならないが、V6井ノ原快彦やTOKIO国分太一といった先輩もおり、絶対に間違えられない。「こくぶ」か「こくぶん」かで迷いがちな国分太一は、「こくぶん」が正しい。ハラハラしつつここも無事に突破する。

明暗を分けたのは第4問「早押し3ヒントクイズ」。3枚のヒント画像から連想される人物を当てるのだが、「『3年B組金八先生』兼松健次郎役」「『純と愛』持田愛役」の2枚が出たところでブロッカーがブロック。「風間俊介」を答えられてしまう。

曲名や名前に比べると、ジャニーズ所属タレントがどんなドラマに何役で出演したかを押さえるのは大変だ。対して壁の99人は年齢層がさまざまで、『金八先生』や朝ドラを見ている人も多いだろう。さらに、ブロックに成功したジャンル「安室奈美恵」の女性の職業は「テレビ誌の編集」だった。壁の99人が持つ情報量に勝つのは、なかなかに難しい。

善戦したものの、佐藤勝利は4thステージで敗退。ジャンル「ジャニーズ」は、まだ嵐もSMAPも光GENJIも出ていなかったので、ファイナルはどんな問題が用意されていたのか気になります。

関連記事:

「最初から99人」でも難易度が変わらない理由

通常ルールの『99人の壁』は、ステージが進むごとに25人→50人→75人と壁が立ち上がり、突破の難易度が上がる仕組み。しかし今回のルールは最初から99人が立ち上がっており、ものすごく不利な勝負を挑むように見える。

だが、実は意外とそうでもない。1問目から3問目は4択、穴埋め、線つなぎといった形式のクイズで、最初に解答権を持つチャレンジャーが全て正解すれば、ブロッカーが解答するチャンスなく勝ち抜ける。4問目から早押しになるが、そもそも4問目は通常ルールでも99人が立ち上がるため、ここから先の難易度はどちらのルールでも変わらない(※「コンビニ」のみ3問目から早押しでした)

言い換えれば、3問目まではブロッカーの見せ場がほとんどない。「あのジャンルの人がこのジャンルの人をブロックする」というミラクルが『99人の壁』の醍醐味のひとつだが、対決の機会そのものが減れば、奇跡が起こる確率も減ってしまう。

とはいえ、3問目までの基礎問はチャレンジャーのキャラクターを知るという役割もある。最初からガチの早押しに負け、早々に退場してしまうのももったいない。最近続いているルール変更は、こうしたジレンマと戦っているようにも見える。ファイナルステージを「早押し3本勝負」としたのも、ブロッカーとの直接対決を増やす狙いがあるのかもしれない。

直接対決が増えたぶん、100万円までの道のりは1問増えてしまった。そんな中、今回ジャンル「水族館」のチャレンジャーは、圧倒的な強さでブロッカーに全く仕事をさせずグランドスラムを達成。ファイナル1問目を先制し、「あと1回間違えられる」という心の余裕が勝利を導いたのだった。

次回放送は7月6日。モーリー・ロバートソン、やくみつる、登坂淳一が「知の巨人」として登場。99人の壁たちとの日本語クイズバトルの結末やいかに。

『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』(2019年6月22日放送:フジテレビ系列)
【MC】佐藤二朗
【解説】岡江久美子、堀未央奈(乃木坂46)、藤本敏史(FUJIWARA)
【SPワンマッチゲスト】佐藤勝利(Sexy Zone)
【オンエアされた壁ジャンル】「コンビニ」「日本人の名字」「水族館」

【ライタープロフィール】
井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。

Return Top