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埼玉県主催のクイズイベント『第3回埼玉クイズ王決定戦』決勝大会レポート

p_report_20150310a「埼玉県」。40市8郡22町1村。総面積約3,800平方km、総人口役723万人。1876年に成立。県の木はケヤキ、県の花はサクラソウ、県の鳥はシラコバト…

「埼玉に関する知識ナンバー1」を競う『第3回埼玉クイズ王決定戦』が3月8日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催された。
2013年から始まり3度目の開催となった今回は、埼玉地元の実力者や県外からの知識自慢まで、実に1000人近い出場者がエントリー。熾烈極まる4つの予選を勝ち上がった12チームが決勝大会を戦った。

「ローカル」などと侮るなかれ、出題の幅は実に多彩。埼玉ゆかりの芸能人から古代日本の歴史まで、「埼玉」と名の付くありとあらゆる知識が問われる、一筋縄ではいかない問題揃いだ。製作の監修を務めるのは『第15回ウルトラクイズ』優勝でおなじみのレジェンド、クイズ王の能勢一幸氏。埼玉県越谷市生まれという郷土知識もあり、実によく練りこまれた構成となっている。

p_report_20150310bp_report_20150310cステージの上では、市のマスコットが描かれたお揃いのTシャツや「埼玉」が大きく印字された手ぬぐいなど、地元を愛するプレイヤー達の出立ちで大いに賑わった。家族連れや中学校のクラスメート同士でのチームや、中には覆面を付けた謎の男も。とにかく埼玉を愛するプレイヤー達が年齢出自の分け隔てなく参戦した。
勿論クイズの方も半端ではない。いわゆる「早押しクイズ」には初挑戦という参加者も多い中、1回戦からベテランでも舌を巻く圧倒的なゲームが展開された。勝者4チームで行われた決勝戦に至っては、なんと3チームがリーチで並ぶという大激戦に。

p_report_20150310d最後は僅かな差で解答権をもぎ取った「三度目の正直」チームが、家の近くにあるという「丸木美術館」を正解。第1回、第2回とチャンピオンに敗れてきた3人が、過去2回のチャンピオン「チームくろちゃん」「SKT48」を破り堂々の優勝を飾った。
中でも特にこの大会に向けて対策を積んできた中江さんは、驚くべきことに全4回の予選を回り未出題の「埼玉」問題を網羅した、とのこと。郷土愛、かくありきである。

中江「この喜びを、全埼玉県民に伝えたいです!」

優勝賞品である台湾旅行の目録を手に、喜び一杯の目が燦々と輝いていた。

p_report_20150310e大会のフィナーレには現職の埼玉県知事、上田清司氏も出席。「第4回」の開催を宣言した。 「大会がある限り、連覇し続けます」と語る「三度目の正直」チーム。「埼玉県」知識自慢の貴方の挑戦に期待するものである。

『第3回埼玉クイズ王決定戦』
優 勝:「三度目の正直」(吉野信二、中江雅保、蔵満雄大)
準優勝:「SKT48」
3 位:「武南3A」
4 位:「チームくろちゃん」
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