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「QUIZ JAPAN」による参加型クイズイベント「QUIZ JAPAN PARTY!」レポート

p_report_20150602a2015年5月23日、東京・五反田のゲンロンカフェにて、「QUIZ JAPAN」主催の参加型クイズイベント「QUIZ JAPAN PARTY!」の第1回大会が開催された。ゲンロンカフェは普段、文化人によるトークライブなどが行われているイベントスペースだが、この日は40名弱の参加者がクイズの腕を競う大会の会場と化した。

p_report_20150602b「QUIZ JAPAN PARTY!」は「QUIZ JAPAN TV」の会員を対象に、普段はあまり接することのできない早押しクイズを、ペーパー予選などを受けることなく気軽に体験してもらおうと企画されたイベント。しかもニコニコ生放送で中継もされるため、カメラを目の前にしてクイズに答えるという、クイズ番組さながらの緊張感も味わえる仕掛けになっている。また、本大会の参加者は、クイズ番組の優勝経験やオープン大会での実績があるものは「クイズプレイヤー枠」として、それ以外のクイズファンは「一般枠」としてエントリーしており、第1ラウンドではそれぞれの枠の参加者をバランスよく配置することで、各組ができるだけ平等な条件でクイズができるような組分けがなされた。このあたりは、「未経験者にも高いレベルの早押しを経験してもらいつつ、できるだけ長い間ボタンに触れてほしい」という本ベントならではのこだわりだろう。

司会を務めたのは、ヒミツキチラボのクイズイベントでも活躍中の「クイズモンスター」こと古川洋平。また、スペシャルゲストとして能勢一幸(『第15回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝ほか)と伊沢拓司(『高校生クイズ』2連覇ほか)の2大クイズ王も参戦し、会場を盛り上げた。

p_report_20150602c第1ラウンドは、参加者を6組に分けての3○2×早押しクイズ。『アタック25』の年間チャンピオン大会でもおなじみの形式だ。今回は、いずれの組も5〜6人から4人が勝ち抜けと比較的緩やかなルールだったこともあって、参加者のほぼ全員が早押しボタンを押し、正解を口にすることができた。「初心者にも早押しクイズを楽しんでほしい」という、本大会の想いが端的にあらわれていたラウンドといえるだろう。

第2ラウンドは、第1ラウンドの通過者24名を、抽選により12組に分けての1対1対決クイズ。2ポイント先取勝ち抜け、誤答はマイナス1ポイント(−3ポイントで失格)という、『ウルトラクイズ』のハワイなどで行われた「対決ドボンクイズ」を模したルールだ。

ここでは、ゲストクイズ王として参加した能勢が、『高校生クイズ』優勝という実績をもつ山下雄太に敗れるという波乱があった。また、クイズ歴1年未満という一般枠の参加者が、クイズプレイヤー枠の参加者を破るという番狂わせもたびたび発生。決着がつくたびに、会場には大きな歓声が沸き起こった。

p_report_20150602d続いて行われたのは、敗者復活戦の近似値クイズで勝ち残った1名を加えての、13人による準決勝・3択クイズ。先に7ポイントを獲得した4人が決勝へと駒を進めるという、シンプルかつオーソドックスな形式だ。
ここでは、なんと敗者復活から甦った大崎亮が、並み居る強豪を押しのけ、見事に1抜けを果たす。続いて、ともにクイズ歴1年未満という山本祐介・一柳孝明の2人が勝ち抜け、最後の席をゲストクイズ王の伊沢を含む4名がサドンデスで争う展開に。激戦となったサドンデスを勝ち抜き、決勝戦の最後の席に滑り込んだのは、クイズプレイヤー枠として参加した野口聡であった。経験の差が如実に表れる早押しクイズとは異なり、「知識」「推理力」「勘」を武器に答えを導くことができる3択クイズは、クイズ経験者と未経験者の差がつきにくい形式ではあるだろう。しかし、ここまで一般枠の参加者が躍進し、クイズプレイヤー枠の出場者が苦しむ展開になるというのは、大方の人にとって予想外だったのではないだろうか。

p_report_20150602e決勝戦に勝ち残った4人の顔ぶれをみると、2015年3月に『アタック25』で優勝したばかりの大崎(早押しはこの日が2度目!)と、クイズ歴20年の野口聡はクイズプレイヤー枠からの参加者。一方の山本と一柳は、ともにヒミツキチラボのイベント『はじめてのクイズ』がきっかけでクイズを始めたばかりという、クイズ歴1年未満の一般枠からの参加者となった。年齢で見ると、40代のベテラン・野口に、20代の若手3人が挑む図式だ。 決勝戦で行われたのは、7○3×早押しクイズ。かつてはクイズ王番組『史上最強のクイズ王決定戦』で用いられ、近年では漫画『ナナマルサンバツ』のタイトルの元ネタとなって再度脚光を浴びた、オーソドックスながらもクイズ王を決めるにはふさわしい形式だ。

準決勝で残した鮮烈な印象から、若手3人の躍進に期待が集まった決勝戦。しかし、伝統あるこの形式の前では、さすがに経験の差はいかんともしがたかったか、若手3人は誤答などもあり、思うように得点を伸ばせない展開に。結局、序盤に正解を重ね余裕をもってクイズを進めたベテランの野口が、そのまま他の3人を圧倒する形で優勝を果たした。

圧巻のクイズを見せた優勝者の野口、そして敗れはしたものの、鋭い押しや×を最大限に使った積極的なクイズを見せてくれた若き3人の決勝進出者には、会場からも大きな拍手が送られた。

かくして幕を閉じた「QUIZ JAPAN PARTY!」だが、「クイズ大会とクイズ番組を融合したニコ生配信イベント」という新たな試みは、クイズ経験者・未経験者の双方に大きな刺激を与えたことは間違いないだろう。今後もこうした参加型クイズイベントを通して、ぜひ多くのクイズファンが「クイズに答える面白さ」に触れてくれることを期待したい。

『第1回 QUIZ JAPAN PARTY!』
優 勝:野口聡
準優勝:山本祐介
3 位:大崎亮
4 位:一柳孝明
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