トランポリン、クライミングウォール、ロープウォークなどのアクティビティを取りそろえた屋内アスレチック施設「トンデミ平和島」にて、体験型ゲームイベントの開催がスタートしました。その名も「～気まぐれ大富豪の一攫千金ゲーム～札束わしづかみアスレチック」。夜のトンデミ平和島を舞台に、知力・体力・時の運・ひらめきを生かして大富豪「トンデモ＝トンデミ」がばらまく大金を集める、最大100人同時参加の一攫千金ゲームです。
構成作家・クイズ作家の矢野了平さんが監修を担当するということで、QUIZ JAPAN編集部も初日、10月15日（日）の回に潜入。イベント中の様子を写真とともにお届けします。記事の最後には矢野さんからのコメントもありますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
なお今回イベントを体験してくれたのは、東洋大学クイズ研究会SQUEEZEに所属している、大学３年生の川辺くんです。矢野さんもSQUEEZE出身ですね。普段早押しクイズばかりやっているという川辺くんは運動に自信がないそうですが、果たして獲得金額１位になることはできるのか……!?
こちらが都内にある今回のイベント会場、トンデミ平和島。建物左手のエスカレーターで３階の入り口へと向かい、受付を済ませます。
受付でイベント参加に必要なグッズを受け取ったら、まずは２階のロッカールームへ。男女別にロッカー、個室の更衣スペース、授乳室（女性のみ）があり、ここで参加の準備をします。
▲ロッカールーム内には鏡付きのカウンターもあります。
▲１階にはレンタルシューズコーナー。
動きやすい服＆トンデミソックスを着用し、腕時計などアクセサリー類を外して準備完了。タオルや飲料などは、ロッカー内に用意されているクリアバックに入れて館内を持ち歩きます。
トンデミ内を下見し、自販機でドリンクを入手してから２階キッズスペースに集合すると、川辺くんのように一人参加のお客さんはもちろん、家族連れや友達同士で参加しているお客さんも。この回では老若男女20名ほどが一攫千金を狙います。
ここではイベントMC・青木たつやさんから、イベントのルール説明やアクティビティ紹介が行われました。
大富豪トンデモ＝トンデミ様は親切な人とひらめき力のある人が好きということで、イベント中、「親切」と「ひらめき」をアピールできれば何かいいことがあるようです。
説明と準備運動が終わると、みんなで３、２、１のカウントダウンをし、イベントスタート！
開始と同時に、青木さんの手によってさっそくイベント内通貨「トンデミー紙幣」がばらまかれます。一斉に駆け寄り、お札をかき集める参加者たち。もちろん川辺くんも必死にお札を掴みます。
拾えるトンデミーが残り少なくなってきたところで、各々好きなアクティビティに移動してトンデミーをゲットしていきます。トランポリンエリア、エアーランエリア、ハーネスチャレンジエリアの３箇所に計６つアクティビティがあるのですが、ハーネスチャレンジエリア（一人一回まで）はイベント開始10分後、20分後、30分後の3回のみ突入できるということで、川辺くんが最初に選んだのは３階トランポリンエリアでした。
こちらは大ジャンプ（右側のレーンでボールにタッチ）を決めるとより多くのトンデミーが入手できる「でっかく飛んでみぃ！」。惜しくもボールには届かずでしたが、トンデモ＝トンデミ様の使用人（トンデミスタッフ）がマネーガンで発射するトンデミーを、10秒間で集めます。宙を舞う大量のお札を無我夢中でキャッチ＆拾い集めるという、日常では絶対に有り得ない体験ができるのは今回のイベントならでは。
そして２～４人で行うレース対決「いっぱい飛んでみぃ！」。ジャンプすればするほど画面内のキャラクターがスピードアップし、１位となった参加者に向かってトンデミーがばらまかれます。途中まで１位をキープしていた川辺くんでしたが、中盤で追い抜かれてしまい、結果は２位に。敗者として”おこぼれトンデミー”を集めました。
続いてエアーランエリアに移動した川辺くん。ここでは障害物コースを走りながらトンデミーを集める「走ってみぃ！」に挑戦できます。54.9（強欲）秒以内でゴールすれば、トンデミーをゲット。54.9秒ちょうどだとボーナス100万トンデミーがもらえますが、0.1秒でもオーバーしたらコース内で集めたトンデミーはすべて没収されるということで、堅実な川辺くんはボーナスは狙わず時間内のゴールを目指すことに。並んでいる途中で１回目のハーネスチャレンジエリア突入可能時間が訪れましたが、そちらはいったんスルーします。
時間オーバーを警戒してか、ラストの直線コースでは一切寄り道せず、終了ボタンの真下に落ちているトンデミーを集める川辺くんでした。タイムは43秒台。あと10秒ほど粘ればもっと稼ぐことができたため、強欲さが少し足りませんでしたが、無事にトンデミーをゲットできました。
ハーネスチャレンジエリアへの突入可能時間までまだ余裕がありそうなので、大ジャンプに失敗したのが心残りだったという「でっかく飛んでみぃ！」に再挑戦することに。
▲嬉しそうにトンデミーを浴びる川辺くん。
見事な大ジャンプを決め、見ていたトンデミスタッフたちも「大成功！」と大盛り上がりでした。そうこうしているうちに、１階ハーネスチャレンジエリアへの突入が可能になったとのアナウンスが流れます。１回目の突入チャンスはスルーしていた川辺くんですが、この２回目の突入チャンスでさらにトンデミーを集めるべく、チャレンジチケットを手に１階へ向かいました。
トンデミスタッフにチケットを渡し……
ハーネスとヘルメットを装着し、いざエリア内へ。
▲初めて見る景色に圧倒される川辺くん。
まず挑戦したのは、クライミングコースの「探してみぃ！」。ウォールの頂上に貼り付けてある２枚の紙を見比べ、「左の紙にあって右の紙にないもの」を探します。答えは簡単なものと難しいものとで２つあります。
「登り始めて５秒で足がつった」という川辺くんでしたが、登りはスムーズ。頂上にて長考の末、答えを発見できたようで、解答受付コーナーに行って答えを伝えます。
さすがはクイズ好きの川辺くん。難しいほうの解答に見事正解し、札束をゲット。簡単な解答だと100万トンデミー、難しい解答だと200万トンデミーがもらえ、川辺くんは200万トンデミーを入手しました。
そして、ロープウォークの「渡ってみぃ！」へ。こちらは、高さ3.5mのロープウォークルートの途中にある黄色い柱に１文字ずつ文字が書かれており、その文字を並べ替えて答えとなるキーワードを導き出すという内容。難易度（ルート）はクライミングと同じく２つあります。
小さな足場をたどっていき、最後はジップラインでコース終了です。自信がなさそうな川辺くんにトンデミスタッフが「同じ難易度のルートならもう1周できますよ」とのことで、川辺くんは２周目に挑戦。そしてなんとか難易度が高いほうに正解。謎解き要素に加え、空中散歩をしているかのような楽しさも味わえるという、まさに一石二鳥のアクティビティでした。
最後は、一定時間バーにぶら下がることができれば200万トンデミーをゲットできるという「つかんでみぃ！」に……と移動し始めたちょうどそのとき、キッズスペースにて終了間際のスペシャルイベント「大盤振る舞い」が行われるとのアナウンスが。迷わずキッズスペースへ移動します。
到着すると、すでにトンデミスタッフがトンデミーを大盤振る舞い中。川辺くんも急いで集めに行きます。
端から集めていくスタイルの川辺くん。「親切」「ひらめき」をどこでもアピールできないまま、ひたすらトンデミーを集めます。
小山に這いつくばって必死にトンデミーを掴み取る川辺くん。この写真の状態で終了の合図が鳴ってしまい、制限時間終了。集計タイムへと移ります。
トンデミスタッフから結果を書き込めるカードと用紙を受け取り、集めたトンデミーを各自で集計します。
近くには見るからにトンデミー山盛りの男の子がおり、「だめだなぁ」と不安そうな川辺くんでしたが……
▲丁寧にお札の枚数を数える川辺くん。トンデミスタッフにお願いすると重量から枚数を算出してくれるので、数えるのが大変な方はそちらを利用しましょう。
結果は、１万トンデミー札が249枚、100万トンデミーの札束が４つで「649万トンデミー」。
これが多いのか少ないのか、このあとの結果発表で判明します。
全員が集計し終わると、１階で「ファイナルクライミング」なる催しと結果発表が行われるため、先ほどまでとは雰囲気の違うハーネスチャレンジエリアへ。
ファイナルクライミングに先駆け、青木さんから「親切」「ひらめき」をアピールできた参加者が発表されます。どのようにアピールすればよかったのかがここで初めて明かされ、少し悔しそうな川辺くんでした。「ひらめき」については、謎解きや脱出ゲームが好きな方ならきっと気付けるはずです。ゲーム開始時の青木さんの説明をよく見ておきましょう。該当者にトンデミーの束が贈呈されたあと、トンデミー大量ゲットのチャンスであるファイナルクライミングに選ばれし者たちが挑戦。
▲実はこのファイナルクライミング、挑戦するためにはとある条件があり……。川辺くんは挑戦権を得られなかったため、ほかの参加者と一緒に挑戦者を応援。
そしていよいよ結果発表です。１～３位の獲得金額が発表されますが、「親切」「ひらめき」そしてスペシャルクライミングによって獲得できる大量のトンデミーも集計対象となっており、649万トンデミーの川辺くんは残念ながら入賞ならずでした。
どれくらいのトンデミーを獲得すれば1位になれるのか、それはぜひイベントに参加してご確認ください！
ちなみに、運動が苦手な川辺くんも、「親切」と「ひらめき」を発揮できていれば。もしくは、スペシャルクライミングに挑戦できていれば、１位になれたことでしょう。
▲イベント終了後に設置されるフォトスポットにて。
感想を聞いてみると、「疲れましたね……。普段運動をしないのでクライミングは本当にきつかったです。でも、１位になれなかったのは残念でしたが、初めてやるアクティビティばかりで楽しかったです！ 特にジップラインが楽しかったです」と川辺くん。
これからイベントに参加する人へのアドバイスは、
・前日はしっかり寝よう
・準備運動もしっかり!!
・ドリンクを買っておこう
・汗をかくので気になる人は着替えを用意しよう
・視野を広げ、細かいところにも注目！
とのことでした。
「～気まぐれ大富豪の一攫千金ゲーム～札束わしづかみアスレチック」は2023年12月17日（日)までの毎週、金・土・日・祝に開催されています。大量のお札を文字通り“浴びる”ことができるのは、きっとここだけ。皆さんもぜひこの記事を参考に、非日常を体験しながら一攫千金を狙ってみてくださいね！
参加料金がお得になるリピーター特典もぜひご利用ください。
【監修・矢野了平さんコメント】
トンデミ平和島はこれまで家族で何度も遊びに行ったことがあり、とても健全な施設という印象だったので、「夜のトンデミを使ったイベントを企画してほしい」というお話を頂いたときに真っ先に浮かんだキーワードが「不健全」でした。トンデミには子供たちのアクティブな“やってみたい”が詰まっているので、夜のトンデミは大人の“やってみたい”を実現するイベントにしよう、と考えて「ばらまかれた紙幣をかき集める」という行為にたどりつきました（笑）。実際にテストプレイをしてみると、ばらまかれた紙幣をかき集めると人間は自然と笑いが込み上げてくる、という発見もありました。もしかすると、禁断の快楽を刺激するイベントを作ってしまったかもしれません。大人になると体を動かすことが億劫になると思いますが、この「悪ふざけ」を口実に、トランポリンやボルダリングで思いっきり遊んでいただきたいです。そして僕の企画ですので、クイズ＆謎解き要素も散りばめております。知力・体力・時の運、まさに『ウルトラクイズ』のような体験をご用意しましたので、ぜひ50分間だけ無邪気に楽しんでいただきたいです。
【イベント概要】
[期間・日時]
2023年10月15日(日)～12月17日(日)の金土日祝
開場18：00、イベント時間19：00～21：00(2時間)
※入場受付締め切りは18：30です。
[内容]
■タイトル：～気まぐれ大富豪の一攫千金ゲーム～札束わしづかみアスレチック
■参加者数：最大100名／1公演
■イベント料金（いずれも前売り券のみ）
・通常チケット 4,200円 ※トンデミ利用料＋初回登録料含む
・リピートチケット 2,200円 ※トンデミ利用料含む
■プレイ人数：1名～ ※1グループあたりの人数制限はありません。
■参加方法
1．事前WEB予約ページでチケットを購入
※受付までにトンデミ会員登録を行ってください。
2．18時にトンデミ平和島の受付へお越しください。
受付後イベント開始の19時までの時間は通常通りトンデミを楽しめます！
※入場受付締め切りは18時半です。
3．ゲームスタート！
期間中、ランキングイベントも実施！
最もトンデミーを稼いだ参加者にはVS PARK、トンデミ無料招待券をプレゼント！
詳細はイベント公式サイトをご確認ください。
イベント公式サイト：https://bandainamco-am.co.jp/others/tondemi/heiwajima/event_01/