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海にプールに、例年なら夏のイベントの予定を固める時期ですが、新型コロナウイルスの影響でなんとも判断が難しい状況が続いています。共同通信によれば、6月17日の時点で全国の海水浴場約1200カ所のうち約3割が開設中止を検討しているといいます。また、海開きをしていない海にも人が集まって、管理が行き届かなくなる懸念があるそう。もちろん、日本各地で状況は違っていますが、今年の水遊びは注意に注意を重ねたいところです。
それでは、海水浴に関するクイズです。
【一問一報】2020年8月25日のクイズ
日本における本格的な「海水浴」の歴史は明治期に始まったとされますが、最初はどんな目的で行ったのでしょう?
①女性が肌を美しくするため
②病人が治療をするため
③侍が運動能力を高めるため
欧州における海水浴の始まりも同様の目的だったようです。
②病人が治療をするため
そもそも昔の日本では、漁業などの仕事とは関係なく「海に入る」という文化はありませんでした。海水浴を導入したのは、医師として将軍・徳川家茂や新選組の隊士を診療した松本順(良順)といわれています。彼の尽力で1885(明治18)年、神奈川県大磯の照ケ崎海岸に海水浴湯第一号がオープン。当時は「かいすいよく」でなく「うみみずゆあみ」と呼ばれていました。浅瀬に杭が何本も打ち込まれ、波に流されないようにしがみついて海水に浸かったそうで……あまり楽しくはなさそうですね。
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