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毎日当たり前のように履いている「靴下」。その言葉の語源をご存知でしょうか?
そもそも靴下とは足を覆う袋状の布のことをさします。その歴史は古く紀元前2世紀から3世紀のころ、アラビアの遊牧民族が靴下を作っていたという記録が残っているそうです。日本では5世紀ごろに襪(しとうず)と呼ばれる布製の履物が中国から伝来し、それが日本特有の「足袋」の原型となったとされています。
現在ではビジネスや防寒などさまざまな用途の物が存在し、一様に靴下と呼ばれています。しかし、実際には靴の中に履くものであり、「靴中」や「靴内」といった言い方が正しいように思われますが…。
そんな靴下に関するクイズです。
【一問一報】2020年2月4日のクイズ
なぜ「靴中」や「靴内」ではなく、「靴下」と呼ばれるのでしょう?
①靴下の「下」は内側を意味するから
②リーガルの創業者・西村勝三が「靴下」と命名したから
③「靴中」や「靴内」だと語感が悪いから
江戸時代の靴下は「メリヤス」と呼ばれていたそうです。
①靴下の「下」は内側を意味するから
実は靴下の「下」は上下ではなく内側をさしているんだそう。「下」という言葉には「位置関係で、あるものに比べて低いほう」という意味の他に「表側に現われていないところ」という意味があります。つまり靴下は後者の意味なのです。例えば下着も素肌に直接身につけるものを総称して呼び、決して「中着」とは言いません。つまり靴の「内側」に履く「下着」という意味で出来た言葉なのです。
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