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一問一報

花粉症や風邪につきものの「くしゃみ」…なんで「くしゃみ」っていうの?

花粉症や風邪につきものの「くしゃみ」…なんで「くしゃみ」っていうの?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
インフルエンザが猛威を振るうなか、いよいよ花粉症のシーズンに突入し、マスクが手放せない人も多いのでは?
今や「国民的アレルギー症」といっても過言ではないほど、多くの日本人を悩ませる花粉症。毎年、節分のころから徐々に花粉が飛散し始め、3月ごろにはピークを迎えます。
目のかゆみ、鼻水、鼻づまりだけではなく、鼻呼吸のしづらさから、頭が重く、ボーッとしてしまうという症状や、睡眠時に口呼吸をしてしまうため、喉を痛めたり、最悪の場合、風邪をひいてしまうというケースも。
これらの原因となるスギ花粉などを、花粉を出さないタイプのものに植え替えるプロジェクトや、粘着性のある特殊な薬剤を杉林に散布し、花粉を撒き散らす雄花を枯らすという対策が考えられていますが、未だに有効な花粉対策とはなっていないようです。
そんな花粉症に関するクイズです。
一問一報2019年2月17日のクイズ
花粉症につきものの「くしゃみ」。何気なく使っている言葉ですが、その語源は次のどれでしょう?
①嚔(くさめ)という呪文 
②倶舎宗(くしゃしゅう)という仏教宗派の名称
③疫病を司る神・クシャミの名前 

何気なく使っているけど、語源が不明な日本語は少なくありません…。

①嚔(くさめ)という呪文
「くしゃみ」の語源は「嚔(くさめ)」という呪文だといわれています。
古来より日本では、くしゃみをすると鼻から魂が抜けて寿命が縮むと恐れられており、「くさめ」という呪文を唱えて死を遠ざけようとしたそうです。いつしかこの言葉が「くしゃみ」となり、その行為そのものを指すようになりました。語源である「くさめ」が何を指すかは諸説あり、陰陽道の「休息万命(くそくまんみょう)」や「休息万病(くそくまんびょう)」を早口に言ったものとする説や、ブッダがくしゃみをした時に「くさめんさ」という長寿を意味する梵語を唱えた説などがあります
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