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夏のお出かけには欠かせないアイテム「うちわ」。京都の「京うちわ」、千葉県の「房州うちわ」、香川県の「丸亀うちわ」など、各地で伝統工芸品としても知られています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産量も抑えられる模様。花火大会や夏祭りといったイベントを、うちわ片手に心おきなく楽しめる状況が、はやく来るといいのですが。
それでは「うちわ」に関するクイズです。
【一問一報】2020年8月18日のクイズ
【問題】「うちわ」には、かつて現在とは異なる使いみちがありました。名前の由来にもなった、その使いみちとはどんなものでしょう?
①ハエや蚊を打ち払う
②祭礼の太鼓を打つ
③金箔などの箔を打ち延ばす
現在はこのように使うイメージがありせんね。
【正解】
①ハエや蚊を打ち払う
現在は竹などの骨組みに紙を張ったうちわですが、昔は植物の葉や、鳥の羽などが素材として用いられていました。もちろん、当初から風を送る道具でしたが、害虫を打ち払うのにも使われ、ここから「うち・は」という名前がついたというのが有力な説です。ちなみに、虫だけではなく、人間に害をもたらす病魔も払うとされ、儀礼的な道具でもありました。
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