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QUIZ CHALLENGE

高層ビル屋上の「H」と「R」、その大事な意味を知ってる?

高層ビル屋上の「H」と「R」、その大事な意味を知ってる?

Photo by Greg Wilson on Unsplash

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首都直下型地震など、巨大災害のリスクに備える時代です。近年建てられた大規模オフィスビルは、耐震性がこれまでになく高くなっているそう。既存ビルでも耐震強化などが進められており、「地震大国」日本の技術にいっそう期待したいところでしょう。個々人でも過去の体験を活かして、防災の意識を保ちたいものですね。
それでは、高層ビルについてのクイズです。
一問一報2020年4月15日のクイズ
上空から撮影した映像などで、ビルの屋上に「H」と「R」というアルファべットを見かけることがあります。これは何を意味しているでしょう?
①「H」は防火水槽がある、「R」はない 
②「H」はヘリが着陸できる、「R」は着陸できない 
③「H」は風が強くて危険、「R」は風が弱くて比較的安全 

うした記号には、必ず重要な意味があるもので……。


②「H」はヘリが着陸できる、「R」は着陸できない
「H」は「Heliport」の、「R」は「Rescue」の頭文字になっており、どちらも火災などの緊急時には重要な存在です。「H」とマークされた屋上にはヘリコプターが着陸できますが、どんなビルでも可能というわけではありません。ヘリの重量は相当なもので、強度などの問題で着陸できないビルも多く存在します。こうした場合、ヘリは空中に浮かんだまま、いわゆる「ホバリング」の状態で救助活動を行わざるをえないのです。「R」の屋上は、そのためのスペースです。

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