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QUIZ CHALLENGE

鬼のパンツがトラ柄なのはなぜ?

鬼のパンツがトラ柄なのはなぜ?

©時事通信フォト

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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?

2月3日は節分。その歴史はとても古く、ルーツをさかのぼると平安時代に行われていた追儺(ついな)という行事が発祥と言われています。追儺はもともと大晦日に宮中行事として悪いことを追い払う儀式として行われていましたが、室町時代には節分に行うようになったそうです。そして疫病や邪気の象徴である「鬼」を追い払う行事へと発展し、鬼を払うために豆をまき、玄関には柊鰯(ひいらぎいわし)を飾ることが習わしとなっていったのです。鬼の弱点は目だそうで、「魔の目(魔目=まめ、鬼の目)」に「豆=まめ」を投げつけることで「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じることから、豆まきをするようになったとされ、現在では節分に豆まきをすると、1年間無病息災で過ごせると言われています。
そんな節分の日にやっつけられる鬼に関するクイズです。
一問一報2020年2月3日のクイズ
鬼といえばトラ柄のパンツですが、なぜトラ柄のパンツをはいているのでしょう?
①『鬼のパンツ』の作詞者が偶然トラ柄のパンツを持っていたから 
②鬼伝説の発祥が、東南アジアのアジアトラが生息する地域だから 
③鬼のやってくる方角「鬼門」が、丑寅(うしとら)の方角だから 

『うる星やつら』のラムちゃんのビキニもトラ柄でした。


③鬼のやってくる方角「鬼門」が、丑寅(うしとら)の方角だから
トラ柄のパンツには理由がありました。鬼が出入りするとされる不吉な方角を鬼門と呼びます。風水などの用語としても聞いたことがあるのではないでしょうか? この鬼門は陰陽道では北東に当たります。昔は方角を十二支で表していたので、その表し方でいうと北東は丑寅(うしとら)の方角です。つまり、鬼のやってくる方角を十二支で表すと丑寅であるため、鬼は頭には牛のようなツノをもち、トラ柄のパンツを履いている……というわけなのです。
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