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一問一報

労基法改正でブラック企業は阿鼻叫喚!? …何が変わる?

労基法改正でブラック企業は阿鼻叫喚!? …何が変わる?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
今年4月、日本の労働基準法が改正されます。近年『ブラック企業』が社会問題になったことも一因と考えられるこの度の法改正ですが、施行されることは知っていても「実は詳しいことまでは分からない」なんて人も多いのではないでしょうか。
高度プロフェッショナル制度の導入や、残業時間の上限規制などが盛り込まれていますが、やっぱり気になるのは有給休暇。
有給休暇の制度が日本で始まったのは戦後1947年です。最初は最低日数が6日でしたが、1988年に最低10日に引き上げられます。今回の法改正はそれ以来の大型改正となります。
そんな有給休暇に関する問題です。
一問一報2019年1月7日のクイズ
4月の労働基準法改正で施工される、有給休暇に関する法改正は次のうちどれでしょう。
①最低5日間取得の義務化 
②取得されなかった有給買い取りの義務化 
③有給休暇付与日数増加の義務化 

しっかり休んだ方が、仕事のモチベーションもあがりますよね。

①5日間取得の義務化
10日以上の有給休暇が付与されている労働者には、年に5日以上の有給休暇を取得させることを、企業側に義務付けることになりました。これを違反した企業は、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられます。
ちなみに、世界で有給休暇が最も長い国はオーストリアとポルトガルです。その日数はなんと年間35日です。これは「働くためにはバカンスが必要」という国民性からなるもの。なんとも羨ましい話ですが、最低5日間でも取得できるようになったのは、単純に嬉しいですよね。
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