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吉田類は酒の肴として「焼きたらこ」を作ったものの爆発して砕け散ってしまいました。それでも日本酒とともに食べると「言うことないですね」とご満悦でした。
吉田類は酒の肴として「焼きたらこ」を作ったものの爆発して砕け散ってしまいました。それでも日本酒とともに食べると「言うことないですね」とご満悦でした。
そんな酒を飲むときに欠かせない肴(さかな)に関するクイズです。
【一問一報】2020年6月16日のクイズ
【問題】お酒と一緒に味わう食べ物を、たとえ肉であっても「肴(さかな)」というのはなぜでしょう?
①将軍が晩酌で刺身を食べ「さも美味しきかな」と言ったことから
②おかずを「菜(な)」と呼んでいたので、お酒のおかずから「酒菜」といわれた
③塩辛が流行したとき、お酒が「盛んなほど」すすんでしまったから
焼きたらこで一杯……いいですね。
【正解】
②おかずを「菜(な)」と呼んでいたので、お酒のおかずから「酒菜」といわれた
遡ること奈良時代には、おかず(副食物)のことを「菜(な)」と呼んでいました。いまでも「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」など、おかずのことを「菜」という文字を使って表すことがあります。そして、お酒をのむときのおかずのことを「酒菜(さかな)」と書いていました。しかし、当時はお酒を飲みながら食べるおかずは、魚類を調理したものが多かったため「さかな」というと魚類を使ったおかずを指すようになります。江戸時代になると「さかな」の意味領域が広がり、それまで魚(いを・うを)などと呼ばれていた未調理の魚類をも「さかな」というようになり、そのうち魚類一般のことを「さかな」と呼ぶようになったのです。なお「肴」という文字は、調理した魚の肉という意味の文字で、おかず(菜)として食べる「さかな」と魚類の「さかな」を区別するために使われるようになりました。
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