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大手居酒屋チェーン・ワタミは、2019年10月に記者会見を開きました。その席での会長兼CEOである渡邉美樹の発言に注目が集まりました。
ワタミは、かつて居酒屋で働いていた新入社員の女性が過労自殺するなど「ブラック企業」と批判を浴びた時期がありました。参議院議員を６年間務めていた渡邉美樹が会長兼CEOとしてワタミの経営に戻ってきたことで、体質も逆戻りするのではというの懸念があったからです。渡邉は「ブラック企業と批判を受けたこと。その後、経営危機といわれるまで経営状況が悪化したことには大いなる反省をしている」と会見で語りました。
そんななか、ワタミが運営する居酒屋チェーン「三代目鳥メロ」の取り組みに対し、とある賞が贈られたのですが……。

ワタミは１月19日、運営する居酒屋チェーン「三代目鳥メロ」が第６回「ホワイト企業大賞」の特別賞「働く一人ひとりのチャレンジ精神賞」を受賞したと発表しました。「創業当初からのビジョナリーな哲学を守りつつも、現場の一人一人が新しい組織になっていこうとチャレンジしている」点が受賞理由だということです。表彰式にはワタミの渡邉美樹会長が笑顔で登壇しました。

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