一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
もういくつ寝るとお正月。子どもにとって楽しみなのはお年玉ですね。三井住友カード株式会社が、小学生の子どもをもつ男女300名を対象とし「お年玉に関する意識調査」を行いました。その中でお年玉の使いみちに関するアンケートでは、親と子の意識の差が見て取れました。親は「貯金」してほしいが58.0%、子どもは「おもちゃ・ゲーム」を購入したいが60.1%となりました。親は「お金の価値が分かるまで貯金してほしい」と思っているようで「欲しい物を買って終わりにしてほしくない」という意見や「お金の使い方をこの機会に学んでほしい」などの意見もありました。
そんな「貯金」に関するクイズです。
【一問一報】2019年12月22日のクイズ
ところで、お金を預けることを「貯金(ちょきん)」や「預金(よきん)」といいますが、2つの言葉の違いとは何でしょう?
①利子がつかないのが「貯金」、利子がつくのが「預金」
②お金の預け先が郵便局だと「貯金」、銀行だと「預金」
③関西では「貯金」、関東では「預金」
「預金」と「貯金」には明確な違いがあったんですね。
②お金の預け先が郵便局だと「貯金」、銀行だと「預金」
お金を貯めることそのものを「貯金」と呼びますが、郵便局(ゆうちょ銀行)にお金を預けることを「貯金」と呼びます。これは「郵便貯金法」に「貯金」と記載されているためです。(なお、農協(JA)、漁協(JF)にお金を預ける場合も貯金と呼ばれます)
一方、「預金」とは、銀行や信用金庫、信用組合などにお金を預ける場合に使われます。こちらも「銀行法」「信用金庫法」や信用組合の設立根拠法である「中小企業等協同組合法」に「預金」という文字が載っています。2つの語を使い分ける理由は、それぞれの種類の金融機関を規律する法律によって、呼び方が違うためです。
郵便貯金は、明治時代に「お金を貯める」という考え方がほぼなかった庶民に、貯蓄を奨励するため全国の郵便局でお金を預かったのが始まりです。そのため、郵便局での貯蓄は「お金を貯める」という意味で「貯金」という言葉が使われました。
一方、明治時代の銀行は、資本家を相手に事業資金の融資などを行うため、扱う金額が大きく、お金を預けるのにも一口5円(現在の20万〜30万円)以上と、まとまった額のお金がなければ預かってもらえませんでした。「運用するお金を預かる」という意味で、銀行では「預金」の言葉が使われました。
一方、「預金」とは、銀行や信用金庫、信用組合などにお金を預ける場合に使われます。こちらも「銀行法」「信用金庫法」や信用組合の設立根拠法である「中小企業等協同組合法」に「預金」という文字が載っています。2つの語を使い分ける理由は、それぞれの種類の金融機関を規律する法律によって、呼び方が違うためです。
郵便貯金は、明治時代に「お金を貯める」という考え方がほぼなかった庶民に、貯蓄を奨励するため全国の郵便局でお金を預かったのが始まりです。そのため、郵便局での貯蓄は「お金を貯める」という意味で「貯金」という言葉が使われました。
一方、明治時代の銀行は、資本家を相手に事業資金の融資などを行うため、扱う金額が大きく、お金を預けるのにも一口5円(現在の20万〜30万円)以上と、まとまった額のお金がなければ預かってもらえませんでした。「運用するお金を預かる」という意味で、銀行では「預金」の言葉が使われました。
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