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QUIZ CHALLENGE

「急がば回れ」。そもそも何を回るの?

「急がば回れ」。そもそも何を回るの?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
「急いで物事をなしとげようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だ」というときに使うことわざ「急がば回れ」。英語だと「slow and steady wins the race.(ゆっくり着実にやれば、必ず競走に勝つ)」などと言われることも多いようです。イソップ童話の『ウサギとカメ』みたいな話ですね。ところで、この「急がば回れ」が指す「急いでいる時ほど迂回するべき場所」とは、いったいどこを指しているのか、ご存知ですか?
そんなことわざ「急がば回れ」に関するクイズです。
一問一報2019年12月4日のクイズ
「急がば回れ」の“回れ”とは、そもそも何を迂回することを指しているのでしょう?
①大井川 
②伊勢湾 
③琵琶湖 

昔の人は移動するのも命がけですね……。


③琵琶湖
ことわざの「急がば回れ」は、室町時代に連歌師宗長が詠んだ短歌「もののふの矢橋(やばせ)の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」がもとになったと言われています。武士が京の都に上る時は、琵琶湖を矢橋の渡し船で渡ると早いけど、比叡山から吹き付ける比叡おろしという風に煽られて、転覆する可能性があり危険なので、急ぐなら回り道だけど瀬田の長橋を歩いて渡った方が安全という意味です。この「急がば回れ」のフレーズだけが広まって現在にまで伝わることわざとなりました。
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