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『東大王』水上颯が卒業を発表!負けられない3時間SPで砂川が覚醒

水上颯(@sou_mizukami)より

10月2日放送『東大王』は3時間SP。2連勝でこの日を迎えた東大王チーム。しかし3時間SPでは過去4敗。長丁場に弱いのでは?というMC陣からの指摘に、大将の水上颯は「ラウンドが多くて、どこかの敗北がたたって負けてしまう」と分析する。

勝つためにはラウンドを落とさないこと。その思いが形になった3時間だった。

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水上「全部覚えた」「全部わかっている」

1stステージ「ランキングサバイバル」は、東大王チームが「平成に結婚したビッグカップル」に苦戦。「人間の結婚に興味がない」という鶴崎、「分かんないよぉ」と悩む辰巳琢郎に「分かんないよなぁ」とタメ口で返してしまい、ヒロミに職員室行きを命じられてしまう。結果は芸能人チームの勝利。

しかし、2nd「難問オセロ」から流れが変わる。オセロは東大王チームが4連敗中。対して芸能人チームの司令塔“オセ朗太”こと宮川一朗太の勝率は13勝6敗1分け。「オセロで10連勝したら熱海旅行に」と盛り上がる芸能人チームに、水上は「まぁ、今日はちょっと見ててください」と意味深な発言を残す。

オセロは中盤まで一進一退の攻防を見せるも、残り6枚の時点で東大王チーム9枚、芸能人チーム21枚。大量リードのはずの芸能人チームだが、終盤に近づくにつれ“オセ朗太”の表情が険しい。東大王チームは水上が盤面をリードし、残り3枚で逆転。最後のひとマス「裲襠」を水上自らが「うちかけ」で正解し、23対13。東大王チームが3ヶ月ぶりに勝利!

中盤に大量リードされた展開だったが、「まぁ勝てるかなと……」と涼しい顔の水上。「出る盤面に対する有効な手を全部覚えた」「ドコに置けばいいのか全部わかっている」という。ゲームがつまらなくなるので、全部覚えるのは“禁じ手”としていたらしい。

ということは……もう水上は負けないのでは? しかしなぜ今になって……? その疑問は、このあとの「水上からの重大発表」で氷解する。

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砂川が「ばちこり」覚醒!そして水上から重大発表

このあとの3rd~5thは全て東大王チームが勝利し、ファイナルの参加者は6名に。対して、芸能人チームは伊沢拓司の召喚に失敗し12名で戦う。ファイナルステージは1対1の早押しで、東大王チームの1人目は砂川信哉。緑ガウンになってから初のファイナルで「押したくてウズウズしている」「ばちこり倒していきたい」と意気込む。

芸能人チーム1人目のFUJIWARA藤本に勝利した砂川は、映像間違い探しや音楽問題を次々正解し、MC陣から「どうした砂川!?」と驚かれる覚醒ぶり。5人目の須田亜香里が握手を求めると、「いいんですか!?」とSKEファンの顔でMC陣に確認するも、勝負となると容赦はない。さらに正解を積み重ね、11人抜きの大活躍。

残るは大将・辰巳琢郎。砂川は焦りからか誤答し敗退してしまうが、新メンバー・伊藤七海がひらめき問題を正解。3時間SPは東大王チームの勝利で幕を下ろした。気がつけば、1stステージ以外、全て東大王チームが征している。まさに、冒頭の宣言通り「落とさない」展開となった。

そして番組終了間際、水上颯から重大発表があるという。水上は「たいした話でもないんですけど……」と切り出した。

「お気づきの通り、僕今年で6年生。医学部は6年で卒業して研修医になるんですね。で、来年の3月で、この東大王を卒業します」

研修医をやりながら伊沢拓司と解説席にいたら……と思ったが、研修医はバイト禁止のためそれもないという。番組から完全に卒業するというのだ。

卒業までに10連勝を目指すとなれば、オセロにも本気になるだろう。水上は「残る人たちに、残す物を作っていかないと」と語る。これから半年の東大王で、チームがどのように成長するのか、そして最後まで水上の勇姿を見届けたい。

『東大王』(2019年10月2日放送)
司会:ヒロミ、山里亮太
東大王チーム:水上颯、鶴崎修功、鈴木光、林輝幸、砂川信哉、紀野紗良、伊藤七海
芸能人チーム:辰巳琢郎、アンミカ、古坂大魔王、篠原梨菜(TBSアナウンサー)、須田亜香里(SKE48)、富永美樹、八田亜矢子、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)、宮川一朗太、本村健太郎、山下真司

【ライタープロフィール】
井上マサキ
路線図マニアでテレビっ子のライター。『99人の壁』でグランドスラム達成(ジャンル「路線図」)。著書に『たのしい路線図』。宮城県出身。二児の父。

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