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一問一報

ノーベル賞に“数学”がない、意外に人間くさい理由って?

ノーベル賞に“数学”がない、意外に人間くさい理由って?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
2018年ノーベル医学生理学賞を京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授が受賞することが決まりました。
本庶教授は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見、この物質がガン細胞を攻撃する働きを研究したことから画期的な免疫治療薬「オプジーボ」を生み出し、ガン医療に大きく貢献した功績を評価されての受賞となりました。
ノーベル賞は物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の6分野で顕著な功績を残した人物に贈られる栄誉ある賞で、日本はこれまでに経済学以外で26名(米国籍の2名を含む)の受賞者を輩出しています。
そんなノーベル賞に関するクイズです。
一問一報2018年10月5日のクイズ
ノーベル文学賞には数学賞がありません。ノーベルが設立の意思を示した遺言書に「数学賞」がなかったためですが、その理由となったノーベルの個人な事情とは何でしょう?
①数学者に恋人をとられたことがあり、数学を憎んでいたから 
②どうしても解けない数学の問題があり、数学を恨んでいたから
③子どもの頃数学が苦手で母親に怒られたことがあり、数学を嫌っていたから 

アカデミックな学者にしては、意外に人間くさい理由ですね。

①数学者に恋人をとられたことがあり、数学を憎んでいたから。
ノーベルは、同じスウェーデン人のミッタク・レフラーという数学者と恋敵で、大層仲が悪かったことから「もし数学賞があれば彼が受賞するかもしれない」と考えて、ノーベル賞設立を託す遺書に数学賞の記述をしなかったと言われています。
のちに「数学賞のノーベル賞」と言われるフィールズ賞が、カナダの数学者ジョン・チャールズ・フィールズによって設けられました。
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