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『クイズマジックアカデミー』の学生チャンピオンが誕生!「ヤングウィザーズカップ-QMA最強学生決定戦-」レポート

10月1日(日)、東京・六本木のコナミカードゲームステーションにて、ゲーム『クイズマジックアカデミー』(以下『QMA』)の公式大会「ヤングウィザーズカップ-QMA最強学生決定戦-」が開催された。「ヤングウィザーズカップ」とは、現在稼働中の『クイズマジックアカデミーTHE WORLD EVOLVE』を使った、中学生から大学生までの学生を対象としたeスポーツの大会。

KONAMIによる公式イベントとしては初となる「学生限定のチーム対抗戦」で、チーム構成に関するルールは「2人~10人」「全員が同一の教育機関、もしくは同一のサークルに所属」というくくりのみ。予選は7月3日から8月27日にかけて、『QMA』のオンラインモード上で行われ、普段から『QMA』を遊んでいるプレイヤー同士が結成したサークルや、高校・大学のクイズ研究会の有志メンバーからなるチームなど、全国各地から29ものチームが参戦した。

予選は、毎週ジャンルの異なるテーマが出題される「トーナメントLimited」において、ジャンルごとに算出されるチームのスコアのうち、高い3ジャンルの合計で争われ、「クイズいきおい」「デカログス」「イージオス(明治大学クイズ研究会)」「チームふんばり温泉」「WQSS(早稲田大学クイズ研究会)」「OUQS(大阪大学クイズ研究会)」「TQC (東京大学クイズ研究会)」「KQK(慶應大学クイズ研究会)」の8チーム(予選順位順)が決勝大会への進出を果たした。

決勝大会の解説は、幾多のクイズ王番組で活躍してきた永田喜彰(『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦』2回優勝、『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝など)と廣海渉(『頭脳王』『ノックアウト~競技クイズ日本一決定戦~』準優勝など)が担当。テレビでもおなじみの両名だが、実は『QMA』でも強豪プレイヤーとしてならしている。2人はイベントの開始前に「どんな戦いが繰り広げられるか楽しみ」とコメントし、今大会への期待を覗かせた。

まず1回戦で行われたのは「新問限定ペアマッチ」。この大会のために用意された完全新作問題だけが出題されるとあって、この大会の概要が発表された際には大きな話題を呼んだ形式だ。地力が試されるこのラウンドでは、8チームを4チームずつ2組に分けて対戦し、各組1チームが敗退となる。ここで脱落したのは、予選を上位の成績で通過した「クイズいきおい」と「イージオス」。今大会の優勝候補がいきなり敗者復活戦に回るという、大波乱の幕開けとなった。

その後のラウンドでも、わずか1問の不正解で即失格となる「EASY○×サドンデスリレーマッチ」、出場するメンバーの得意な形式を、その他のメンバーが推測して形式を選択する「チームの絆?理解度マッチ」といったバラエティ豊かな形式が次々と飛び出し、そのたびに会場は大いに盛り上がった。

さまざまな形式の戦いを乗り越え準決勝に駒を進めたのは、メンバー2人の精鋭チーム「チームふんばり温泉」、リアルクイズの強豪としても知られる「WQSS」、そしてともに1回戦で敗退しながらも敗者復活から勝ち上がった実力派「クイズいきおい」と「イージオス」の4チーム。

準決勝は「スコア足切りデスマッチ」。規定の点数に達しなかったチームから順に脱落していき、残り2チームになるまで続くサドンデス形式のルールだ。全チームが規定の点数をクリアすれば脱落者が出ずに次のセットへと進むが、セットを重ねるごとに徐々に足切りラインが上がっていく。しかも、一度選んだジャンルはそれ以降選べなくなるとあって、「いつ、得意ジャンルを投入するか」という戦略も要求される形式だ。

この準決勝で、試合開始から優位に立ち回ったのは、どんなジャンルに対しても高い適応力を見せる「クイズいきおい」。それを「WQSS」が追う形で第1セットが進む。ボーダースコアが250.00点に設定された第1セットが終わると、3位につけていた「チームふんばり温泉」の点数は、なんと「249.40点」。解答時間にしてわずか1秒もない紙一重の差に泣き、4位の「イージオス」ともども無念の敗退となった。わずか1セットの電撃戦となった準決勝を制した「クイズいきおい」と「WQSS」が、このイベントのために用意された特別な称号「蒼賢神」の座をかけた運命の戦いに臨むこととなった。

決勝戦は「2本先取頂上決戦」。ルールは単純明快、2チームが2名ずつ出場するタッグマッチで、合計スコアが高かった方が1勝。そして先に2勝した方が優勝となる。最後は頂点を決めるのに相応しい、ガチンコの勝負だ。準決勝からの勢いそのままに、決勝戦は序盤から、「クイズいきおい」の独壇場に。「いきおい」の2人のみの正解を何度も叩き出し、「WQSS」を大きく突き放す。「WQSS」も得意ジャンルの「芸能」「文系学問」で巻き返しを狙うが、「いきおい」はこれらのジャンルにも完全に対応。終わってみれば2試合あわせて350点差という圧倒的な強さを見せた「クイズいきおい」が、栄えある「蒼賢神」の座に輝いた。

優勝した「クイズいきおい」は2人だけのチーム。本当は北海道にいる2人を加えた4人チームだったのだが、当日は事情により北海道の2人が来られず、2人で決勝大会に臨むことになったという。メンバーは優勝直後、「2人だからこそ意思疎通ができる部分も大きかったと思います。大学4年生で、今年が最初で最後のチャンスだったので、勝ててうれしいです」と語ってくれた。

この大会を通して各チームに見られた「形式に合わせて作戦を相談する姿」や「勝敗に一喜一憂する様子」は、同世代による団体戦ならではの面白さだったのではないだろうか。また、「クイズ研究会・非クイズ研究会が入り乱れた戦い」といった構図や、その模様を『QMA』を熟知した永田・廣海がわかりやすく解説するという試みも新鮮だった。『QMA』のeスポーツとしての可能性を、さらにはクイズのすそ野を広げていく上で、ぜひ「ヤングウィザーズカップ」のような大会が恒例化していくことを期待したい。(文中敬称略)©2017 Konami Amusement

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