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クイズの最強位決定戦『JQSグランプリシリーズ2019-2020ファイナル』、YouTubeで配信決定!

一般社団法人日本クイズ協会が主催する『JQSグランプリシリーズ(全国総合クイズ大会)』は、年齢・性別・クイズ経験を問わず、参加者の実力に応じて、「トップリーグ」と「ミドルリーグ」に分かれて、ランキングを競うクイズ大会。リーグ戦は複数回行われ、中でも日本有数のクイズの猛者が集まるトップリーグのポイントランキングで上位10名に入ると出場資格を得るのが、年度末に行われる『グランプリファイナル』だ。

2シーズン目の王者を決める『2019‐2020ファイナル』は4月5日に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により開催が長らく延期となっていた。それがこのたび、ようやく10月24日(土)に無観客で開催が実現した。この模様は11月10日頃よりYouTubeの日本クイズ協会チャンネルにて順次配信される予定。

出場者はランキング1位で、昨年度の優勝者でもある徳久倫康をはじめ、『パネルクイズアタック25』(朝日放送)や『ノックアウト~競技クイズ日本一決定戦~』(CS・ファミリー劇場)などのタイトルホルダーから、クイズ大会で名を馳せるベテランプレイヤーが顔をそろえる(ランキング9位だった元『東大王』大将の水上颯は残念ながら出場辞退となった)。

司会進行は『Qさま!!』や『99人の壁』などのクイズ番組を手がけるクイズ作家の日高大介が担当。自身もクイズ王をめざし慶応義塾大学クイズ研究会で研鑽を積んでいた経験をもとに、トッププレイヤーたちの熱戦をアテンドする。

果たして第2代のグランプリウィナーの称号を手にするのは誰なのか?


司会・日髙大介

日本クイズ協会が主催する大人の大会(『JQSグランプリシリーズ・ファイナル』)で2回、高校生の大会(『ニュース・博識甲子園』)で3回、司会を担当させていただきました。クイズを始めた子供の頃には、まさか自分が「クイズ王決定戦」のような企画の司会をするとは思ってもみませんでした。
『JQSグランプリシリーズ』では、ファイナルに残った10名はもちろん、残れなかったプレイヤー、さらにはミドルリーグの参加者と、本当に多種多様、老若男女な方々が毎年、半年以上の期間をかけてしのぎを削っています。
テレビにはなかなか出られなくても、世の中にはたくさんのクイズ大会があって、そこで活躍している、こんなにすごいクイズプレイヤー達がいるんだということを知っていただけるのが、この『JQSグランプリシリーズ・ファイナル』です。
クイズのアイドル化が進んでいる昨今ですが、クイズ番組とは関係なく、生涯の趣味、生涯の挑戦としてクイズを続けている現役のクイズプレイヤーが火花を散らす真剣勝負が見られるのが、この大会の醍醐味ですね。司会をしていて、「あの人には何年前に負けてるから今度こそ勝ちたい」というライバル関係のような、解答者がこれまで背負ってきた人生が垣間見えて、とても興奮しました。
ただし、問題はゴリゴリに難しいです(笑)。でも良問が多いので、難易度が高くても、いわゆる「観るクイズ」として、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
特に印象に残っているのは、準決勝ですね。早押しボードクイズという形式で、得点の入り方にいろいろ戦略があるんですけど、決勝進出2人目をかけた攻防。3ポイントを取るためにボタンを押して攻めるか、それとも守りに入って確実に1ポイントを獲るか。誰がファイナリストになるのか、という最後の攻防が今大会一番の見どころでした。
初代王者の徳久さんが連覇するのか、それとも最強の男・徳久さんを上回るプレイヤーが出るのか。ぜひ配信で観ていただきたいですね。

ランキング1位 「競技クイズ界最強の男」徳久倫康

今年は多くのクイズ大会が開催を断念されている中で、『グランプリファイナル』を開催していただいて本当にありがたいです。私はクイズ大会に行くことの積み重ねによって、その時のトレンドを積み重ねていくという実戦型なので、今年はクイズ大会が開催されなくなってしまって厳しい戦いが予想されます。でも『JQSグランプリ』はただ問題集を覚えたら勝てるような問題群ではなく、知識をアップデートすることを絶えず求めてくる大会なので、チャレンジし甲斐がありますね。

ランキング2位 「愛知のマッスルポエマー」石川貞雄

去年、決勝で徳久さんに「惻隠」という倫理の問題で負けてしまい、その悔しさをバネに、山川出版の社会科の一問一答集を全て覚えて、今日の日のために勉強を続けてきました。今年は1月に子供が生まれて、以前のようにクイズに時間を費やすことができなくはなったんですけど、その中で実力が落ちないように取り組んできたつもりです。少しでも上のラウンドに行けるようにがんばります!

ランキング3位 「孤高のクイズ求道者」久保隆二

『JQSグランプリ』は半年以上かけてランキングを競って、最後にファイナルがあるというシステムが物語を生む。しかもクイズ協会という団体が主催する公式な大会なので、これに勝つのが最大の目標です。いまは暗記用アプリを使って世界遺産の勉強をしています。クイズに出るだけじゃない骨太な知識を増やしていくことが結果的に優勝につながると思っています。

ランキング4位 「Mr.インスピレーション」大森孝宏

「人生で一度はクイズ王になりたい」。そう思って、立命館大学クイズソサエティ―にも入りましたし、ずっとクイズを続けてきました。普段はスカイプで週3~4日は夜に2時間ほど早押しクイズをして腕を磨いています。年間だと10万問は出題し合っていると思います。『JQSグランプリ』のタイトルは一つの目標ですね。

ランキング5位 「浪速のクイズ女王」奥畑薫

今年はクイズをするのも大変な世の中になってしまったので、真剣勝負の場に出る機会がほとんどありませんでした。この大会が復帰戦になりますが、2回戦で戦う相手がすさまじい顔ぶれで(※1回戦はシード)、負けないようにがんばりたいと思います。

ランキング6位 「ゴッド・オブ・クイズ」渡辺匠

田中健一さんが作られる『JQSグランプリ』の問題は本当に詳しくないと答えられない歯ごたえのあるものが多くて、なかなか一筋縄ではいかないのですが、対策のし甲斐がありますね。前回は1回戦で負けてしまいましたが、今回はもっと問題を楽しめるように上まで勝ち進みたいです。

ランキング7位 「クイズ界の夫婦善哉」熊谷覚

『JQSグランプリ』は面白い切り口の問題が多くて、挑戦し甲斐がある大会ですね。私は『99人の壁』『サンドウィッチマンの脱落テスト』『東大王』と3回クイズ番組に出させてもらいましたが、全て妻とセットだったんですよ。今日は1人ですけど、妻にいい報告ができるようにがんばります。

ランキング8位 「北海道が生んだキラーマシン」土橋史幸

いまは全国各地にクイズサークルがありますが、私の母校である帯広柏葉高校にもクイズ研ができたんです。私は転勤族なので、全国様々なクイズサークルに顔を出させてもらっていますが、やはり地元・北海道の代表として、後輩たちに背中を見せるつもりで戦いたいと思います。

ランキング10位 「IQトリックスター」武藤大貴

クイズは誰かがいつか出してくれるのを待っていたような知識のストライクゾーンを問われて打ち返せた時が一番楽しいですね。「よくぞそれを聞いてくれた!」というのが醍醐味です。仕事や家庭の事情でクイズから離れていく人もいますが、私にとっては長く続けていく一生涯の趣味です。この大会は楽しいので、都合がつく限りは参加したいと思いますし、いつか1回は勝ちたいですね。

ランキング11位 「京大卒・微笑みの早押しアーティスト」山田晋也

クイズのトップルベルの方々と戦える大会の一員として、この『グランプリファイナル』に参加できてすごく光栄です。ただ問題は僕が普段得意としているものよりもかなり難しいので、その中でいかに獲っていくかを心がけました。いろいろな大会や問題傾向がありますけど、クイズは自分なりの楽しみ方を見つければ一生涯楽しめるスポーツだと思います。

(写真:日本クイズ協会)

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