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QUIZ CHALLENGE

なぜ花火を打ち上げると「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」と言うの?

一問一報/花火大会Photo by Nicolas Tissot on Unsplash

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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?

7月24日〜8月1日にかけて、打ち上げ場所・日時非公表の無観客花火イベント「キズナハナビ」が全国7カ所で開催されました。「キズナハナビ」は、6月1日に花火事業者が自己負担で開催したプロジェクト「全国一斉悪疫退散祈願Cheer up!」に感銘を受けた株式会社HISが、6つの花火事業者と連携した企画。「キズナハナビ」初日の7月24日。「いつどこで花火が上がるか分からない」というワクワク感と期待から、Twitterのトレンドに入るほどの大きな反響を呼びました。秋には第2弾として「花火×オンライン×観光」を組み合わせた新しい形式の花火イベントを行うということです。“ウィズコロナ”時代の新しい花火大会の形なのかもしれません。
そんな花火大会に関するクイズです。
一問一報2020年8月4日のクイズ
花火が打ち上がるとき「た〜まや~」または「か〜ぎや~」と掛け声を出すのでなぜでしょう?
①悪霊を弾で撃ちぬく「弾や」、病魔を鍵で閉じ込める「鍵や」という意味 
②玉の様な美しい花火を「玉や」、鍵のようないびつな花火を「鍵や」と呼んだ 
③花火師の屋号「玉屋」と「鍵屋」で、良い花火を上げたと思う方の名前を叫んだ 

大きな声で「た~まや~」と叫ぶとスカッとするから……ではないんですね。


③花火師の屋号「玉屋」と「鍵屋」で、良い花火を上げたと思う方の名前を叫んだ
江戸時代に現代の「隅田川花火大会」の元となった「両国川開き」というイベントが始まりました。当時、花火師として名声を高めていた「鍵屋」と、そこから暖簾分けした「玉屋」が存在しており、両国川開きでの花火をこの2つの花火師が担当しました。両国橋をはさんで上流を玉屋が、下流を鍵屋が受け持ち交互に花火を上げては花火の技を競い合っていたそうです。双方の花火が上がったところで、観客は納涼舟や座敷から良いと思った花火師の屋号を声高に呼びました。これが、現代の花火大会まで続く「た~まや〜」「か~ぎや~」の掛け声の由来といわれています。
ちなみに、玉屋は、1843年に失火事故によって大火事を引き起こし、江戸を追放され廃業してしまいましたが、鍵屋は「株式会社宗家花火鍵屋」として現在も続いています。
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