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クイズで旅する世界遺産
モアイ像が有名なイースター島は、太平洋に浮かぶチリ領に属する火山島です。チリ本土から約3,700km離れ、周囲に他の島もないことから絶海の孤島と呼ばれています。海に囲まれたイースター島では魚介料理が名物で、なかでも魚介をフレッシュな野菜や果物と一緒にマリネした料理セビーチェは見た目もカラフルで美しく、是非食べたい島の伝統料理です。
そんな類例のない文化を築いてきたイースター島は、1995年に「ラパ・ヌイ国立公園」として世界文化遺産に登録されました。
今回は、イースター島のモアイ像に関するクイズです。
クイズで旅する世界遺産
目があるモアイは世界に2体しかありません。1つはイースター島にありますが、もう1つはどこにあるでしょう?
①日本
②イギリス
③スペイン
①日本
イースター島に現存する目のあるモアイ像アフ・コテリクは、島の西部に位置するハンガロア村のはずれにタハイ遺跡に立っています。実はモアイ像の目には精霊(マナ)が宿ると考えられており、かつて島内の部族間対立の末に起きたフリモアイというモアイ倒し戦争で、モアイ像に宿る力を奪うために真っ先に目が壊されてしまったのです。
そして残りの1体は、なんと日本の宮城県南三陸町にあります。南三陸町は1960年のチリ地震以来、チリ共和国と友好関係を結んでいたことから専門の職人が作ったモアイ像を設置していました。しかし東北地方太平洋沖地震による津波により、このモアイ像が流失してしまいます。それを知ったチリから震災復興のシンボルとして2013年5月に贈られたのが、現在のモアイ像なのです。この像はイースター島で作られたもので、実はイースター島産のモアイ像が贈呈されるのは世界初のことでした。
そして残りの1体は、なんと日本の宮城県南三陸町にあります。南三陸町は1960年のチリ地震以来、チリ共和国と友好関係を結んでいたことから専門の職人が作ったモアイ像を設置していました。しかし東北地方太平洋沖地震による津波により、このモアイ像が流失してしまいます。それを知ったチリから震災復興のシンボルとして2013年5月に贈られたのが、現在のモアイ像なのです。この像はイースター島で作られたもので、実はイースター島産のモアイ像が贈呈されるのは世界初のことでした。