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QUIZ CHALLENGE

ウルルの別称「エアーズ・ロック」のエアーズってどんな意味?

クイズで旅する世界遺産

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クイズで旅する世界遺産。

オーストラリア中央には「地球のヘソ」と呼ばれる場所があります。片山恭一の小説『世界の中心で、愛をさけぶ』では、そのタイトルの通り、世界の中心と表現されています。さて、その場所とはどこでしょう?というクイズはちょっと簡単ですね。その答えである「ウルル」は、周囲約9km、高さ348m、全長3400と、世界で2番目に大きな1枚岩として知られています。近年はオーストラリアの先住民アボリジニの文化を尊重してこの1枚岩をウルルと呼ぶようになりましたが、かつてはエアーズ・ロックと呼ばれていました。
。今回は、エアーズ・ロックという呼称の由来に関するクイズです
クイズで旅する世界遺産
ウルルの別称「エアーズ・ロック」とは、何に由来して名付けられたでしょう?
①発見当時の植民地総督の名前に由来 
②空気で膨らむパンケーキに似ていることに由来 
③観光事業に成功した地元企業の造語に由来 


①発見当時の植民地総督の名前に由来
オーストラリア中央にある、ウルル、カタ・ジュタ国立公園は1987年に世界遺産に登録、’94年に範囲拡大されました。カタ・ジュタは、ウルルから西へ約30kmの場所にある巨岩群で、アボリジニの言葉で「たくさんの頭」という意味があります。ウルルとカタ・ジュタは4~5万年前よりアボリジニのアナング族によって聖地として崇められてきました。
ウルルが広く知られるようになったのは、18世紀にイギリスの探検家ウィリアム・ゴスの発見によります。この時、当時の南オーストラリア植民地総督ヘンリー・エアーズという人物の名にちなんで「エアーズ・ロック」と命名されました。アルファベットでは「Ayers Rock」と綴り、空気を意味する「Air」とは関係ないことが分かります。
ウルルは2019年10月より登山禁止となりました。これにより、ウルルはこれまでのアクティビティとしての観光から、アナング族の文化を体験する学びの観光へと、その位置付けを変えつつあります。
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