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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
世界文化遺産の富士山で、とある登山鉄道構想が持ち上がっています。現在、5合目まで延びている有料道路「富士スパルライン」を線路に作り変えて電車を走らせる計画です。地元の一部からは反対意見も出ていますが、山梨県の長崎幸太郎知事は2年後をめどにルート案などを発表する考えを示しました。
実は、富士山の登山鉄道構想には長い歴史があり、約100年前から繰り返し計画されてきました。しかし、戦争への突入や国立公園を管轄する厚生省(当時)の反対などを理由に、どれも実現には至りませんでした。
実は、富士山の登山鉄道構想には長い歴史があり、約100年前から繰り返し計画されてきました。しかし、戦争への突入や国立公園を管轄する厚生省(当時)の反対などを理由に、どれも実現には至りませんでした。
そんな富士山鉄道構想に関するクイズです。
【一問一報】2019年6月8日のクイズ
1960年代に富士急行によって今では炎上しそうな鉄道計画が持ち上がったことがあります。「ハイヒールで日帰り登山」というキャッチコピーとともに大きな反響を呼びましたが、それは次のうちどれでしょう?
①富士山と富士五湖を結ぶ観光鉄道計画
②山肌に巨大トンネルを掘るケーブルカー計画
③麓から山頂を結ぶロープウェー計画
高度経済成長時代ならではのとても大胆な計画でしたが…。
②山肌に巨大トンネルを掘るケーブルカー計画
1963年に建設申請された計画「富士山地下鋼索鉄道」では、富士山南西斜面に存在する巨大な溶岩流の下をくり抜き、その中にケーブルカーを通すというものでした。5合目、8合目、そして山頂に駅を設け、山頂まで約12、13分で到着する予定だったようです。しかし、霊峰とあがめられる富士山にトンネルを掘ることに対して反対意見が根強く計画は難航。最終的には「自然保護への配慮」という理由から、計画申請から11年後に撤回されることになりました。
今回の構想も賛否両論を呼ぶのは間違いなさそうですが、果たして計画実現は成るのでしょうか…。
今回の構想も賛否両論を呼ぶのは間違いなさそうですが、果たして計画実現は成るのでしょうか…。
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