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NEWS & REPORT

東西の異色クイズサークルによるコラボ企画 「味園夜会」が関西初開催!

BSスカパーの人気企画『地下クイズ王決定戦』でクイズマニアであることを世に知らしめたAV男優・しみけんと、エッセイスト・能町みね子。ともに同番組のチャンピオンに輝いた2人が出演するクイズイベントが、去る9月10日に大阪で開催された。

2人が登壇したのは、なんば紅鶴で開催された「味園夜会2 in 大阪~地下クイズ王大阪上陸・みんなでクイズの巻~」とロフトプラスワンウエストで開催された「味園夜会2 in 大阪 ~地下クイズ王大阪上陸・激ヤバトークの巻~」。
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「味園夜会」とは、メディア関係者を中心メンバーとする東京を拠点にした「クイズ夜会」と、西野ヒロシがレジャービル味園にある「なんば紅鶴」において毎月行っているクイズの集まり「味園クイズ研究会」によるコラボイベント。しみけんと能町は、所属するクイズ夜会のメンバーとして、大阪に遠征することになったのだ。

まず、13時よりなんば紅鶴で開催された「味園夜会2in大阪~地下クイズ王大阪上陸・みんなでクイズの巻~」は、その名の通り、全員参加のクイズイベント。参加者が2つのチームに分かれて、西野ヒロシが用意したクイズ企画に挑んだ。しみけん、能町に加え、篠原かをり(『地下クイズ王』2回出場の慶應女子)、高野望(大阪大学4年。『第4回地下クイズ王』出場)ら「夜会」メンバーも多数参加。さらには渡辺徹(『地下クイズ王』V3)がイベント途中でマスク姿で登場し、会場も大盛り上がりとなった。ちなみに、会場では出演者をイメージした当日限定のオリジナルドリンク(全4種類)が注文でき、特に篠原かをりをイメージした「篠原虫々コーラ」は登壇者にも大好評だった。
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さらに18時からは、場所をロフトプラスワンウエストに移し、トークイベントが行われた。130席のチケットがソールドアウトというだけあり、会場はクイズファンのみならず、しみけんファンと思しき女性が多数来場しており、改めて『地下クイズ王決定戦』のすごさを感じさせられた。

前半は、昼の部にも参加したしみけん、能町、篠原、高野、渡辺、鈴木貴博(『アタック25』でも優勝したコンサルタント。『第6回地下クイズ王』出演)、山本匡人(慶應義塾大学クイズ研OB。『第5回地下クイズ王』出演)という地下クイズオールスターズに、クイズ夜会会長の原孝寿と味園クイズ研究会会長の西野を加え、『地下クイズ王決定戦』の裏話を中心にトークが繰り広げられた。ちなみに当日はイベントに協賛した呪術と魔法の専門店「銀孔雀」が物販スペースを設けており、『第6回地下クイズ王決定戦』にも出演したオーナーのぶっちょカシワギも紹介され、注目を集めていたことも記しておきたい。

後半は、2月に阿佐ヶ谷ロフトで開催された「味園夜会」でも大好評だった能町みね子自作による「文春クイズ」と、「(勝手に)地下クイズ王決定戦inロフトプラスワンウエスト」が行われた。

どちらも問題がスルーになった場合は会場のお客さんが答えられるというルール。「文春クイズ」では、登壇の地下クイズオールスターズも頭を悩ませる難問が頻出し、そのたびにお客さんの中から挙手した人が見事に解答。結果、最後の「能年玲奈2」の30点問題を答えたお客さんが優勝という結果となった。
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一方、「(勝手に)地下クイズ王決定戦inロフトプラスワンウエスト」は、前回同様、本家の番組で問題監修を務める矢野了平が問題を提供した、本家さながらの企画。しかも、番組ではしみけんの引退により実現しなかった、渡辺(初代~3代)、しみけん(4~5代)、能町(6代)という歴代王者による夢の対戦が実現! 結果は180ポイントでしみけんが優勝し、見事ファンの期待に応えた(準優勝は150ポイントの鈴木)。

最後は会場からの質問コーナーや、株式会社TENGAをはじめとする協賛会社からのプレゼント抽選会なども経て、『地下クイズ王』ファンの夢の一日は幕を閉じた。
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さらに翌日は、『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝、『クイズ$ミリオネア』1000万円獲得で知られるクイズ王・永田喜彰によるイベント『永田喜彰のクイズカフェ2』が、なんば紅鶴にて開催された。こちらは、2016年6月17日に、秋葉原で開催されたクイズイベントの第2弾で、今回は永田をレジェンドとして尊敬してやまないしみけんが参加、地上と地下の2大スターが夢のコラボを果たした。

以上、駆け足でレポートしてきたが、全く異なる3つのクイズイベントを企画・実現したクイズ夜会と味園クイズ研究会の底力と、クイズのためなら強行スケジュールも辞さないしみけん・能町らのクイズ熱を、ひしひしと感じられる2日間だった。そしてその熱量が伝わったファンが『地下クイズ王』の問題集にサインをもらうために行列を作っている様からは、90年代の「クイズ王ブーム」の再来のようなうねりを感じずにはいられなかった。これからも「夜会」「味園」軍団の活躍を期待したい。img_7487

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