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クイズ初心者を対象としたイベント『はじめてのクイズ』レポート

p_report_20140421a2014年4月16日(水)、渋谷区の「道玄坂ヒミツキチラボ」にて、クイズ初心者を対象としたイベント『はじめてのクイズ』が開催された。満員御礼となった会場は、時間の経過とともに興奮と熱狂に包まれていった。

今イベントは、『クイズ30〜団結せよ!〜』(フジテレビ系列・日曜20時)のクイズモンスターとしてもおなじみのクイズ作家の古川洋平氏と、今や全国規模のエンタメ文化となった「リアル脱出ゲーム」でおなじみの株式会社SCRAPのコラボレーション企画。リアル脱出ゲームの常設スペースとして今年開設された「ヒミツキチラボ」で行われる「はじめて応援シリーズ」の第3弾として、クイズを題材としたイベントが企画された。
p_report_20140421b会場に詰めかけた満員の参加者は、いずれも「クイズ番組・大会で早押しボタンを押したことがない人」。すなわち今日のクイズが「舞台上でのはじめての早押しクイズ」となる人たちばかりである。6人1組を8チーム作り、チーム対抗戦の形でイベントはスタートした。

p_report_20140421cまず最初はクイズ王・古川氏による「クイズレクチャー」。「回答の声は大きく」「正解には拍手を」などの基本的な項目から、「文章の先読み」「読ませ押し」など一歩踏み込んだ戦略まで、15分間に凝縮されたレクチャーに参加者たちは真剣なまなざしで聞き入った。

そしてお待ちかねの実戦タイム「第1ラウンド」。各チーム1人ずつ檀上に上がっての「2○1休クイズ」を6セット。初めてのボタンに戸惑うかと思われた参加者たちだったが、司会の古川氏も驚愕する押しの連続で、白熱した試合が展開された。正解、拍手、歓声、勝抜の歓喜のサイクルに、思わず「超気持ち良い!」と声をあげる参加者も。

「第2ラウンド」は、「ジャンル別クイズ」。「どのジャンルに誰を出すか」というチーム戦略が問われる形式。即席で組まれたチームながら、この頃にはメンバー間の絆も生まれ、勝ち抜けが出るたびにテーブルごとにハイタッチで喜ぶ姿も。「スポーツ」ジャンルでは熱い男達の対決が、「科学」ジャンルでは理系男子の静かに燃える闘志が、「朗読イントロ」ジャンルでは音楽好きの女性の活躍が見られるなど、各セットそれぞれの盛り上がりを見せた。

p_report_20140421dそして、ここまでの上位2チームで行われた「決勝戦」。チーム力が試される「リレークイズ」は、両チームリーチまでもつれ込む大接戦となった。最後は

Q:豆腐が入った「空也蒸し」、うどんが入った「小田巻き蒸し」といえば、どんな料理でしょう?
A:茶碗蒸し

を見事に正解したHチームが優勝。「はじめてのクイズ王チーム」となった。MVPには、Hチームの紅一点としてチームに元気を与え、「ジャンル別クイズ」で勝ち抜けるなどクイズ面でも活躍した、酒井れみさんが選ばれた。
p_report_20140421e「クイズでこんなに興奮できるとは思いせんでした!」
「今度、クイズ大会に出てみたいと思います!」

インタビューに答える優勝チームのメンバーの笑顔は、クイズという新たな競技に出会った、興奮と感動に満ちていた。

『はじめてのクイズ』
優 勝:Hチーム
準優勝:Fチーム
MVP:酒井れみ
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