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真のクイズ日本一は誰だ!? 『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』予選会レポート

16年6月18日、東京目黒区の中小企業センターホールにて『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』の予選会が実施された。

『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』はこの夏、CS放送局・ファミリー劇場で放送が予定されている、「競技クイズ日本一決定戦」を謳った特別番組。テレビを舞台に行われる、久々のクイズ王番組の予選会とあって、会場には全国から183人のクイズプレイヤーが集まった。厳しい予選を勝ち抜き、本戦への切符を手に入れたのは誰なのか? その緊迫した予選会の模様をお届けしよう。

【予選第1ラウンド・150問ペーパークイズ】
予選第1ラウンドは三択クイズ150問に挑戦するペーパークイズ。制限時間は25分。1問あたりにかけられる時間はわずか10秒となる。第2ラウンドへと進出できるのは、得点上位30名(同点の場合は近似値クイズで決着)。単純計算で予選通過率は1/6という狭き門となった。88bc23bf7a78ce3bde077acbccf2711e7d1dac6f05fdd503a4be8209140606ae
【予選第2ラウンド・7○3×クイズ】
予選第2ラウンドは、ペーパー通過者30人を5人ずつ6組に分けての7○3×早押しクイズ。各組から2名が準決勝進出となる。今回の予選会では、ペーパークイズの通過者を一斉に発表することはせず「早押し各組の開始直前に、その組の挑戦者を発表する」という形式をとった。司会者の常世晶子より「予選通過のボーダーは100点」と発表されたことから、自己採点が100点あたりだった参加者にとっては、緊張感あふれるメンバー発表となったのではないだろうか。

第1組:為季 正幸(1位)・松本 裕輔(12位)・神野 芳治(13位)・田中 佐喜雄(24位)・鈴木 淳之介(25位)

最初に名前を呼ばれたのは、120点という驚異的なスコアをマークし予選1位となった為季。以下、松本・神野・田中とベテラン勢が続き、最後に名前を呼ばれたのは現役大学生・鈴木という布陣となった予選第1組。
序盤をリードしたのは予選1位の為季。7問目を皮切りに、17問目で6○を積み、圧倒的な早さでリーチをかける。しかし慎重になったか、ここで為季の足が止まる。すると、その隙をついて神野と鈴木が猛追。両者ともにテンポよく得点を積み重ね、まずは30問目で鈴木が追いかけリーチをかけると、神野も続く31問目・32問目を連取し6ポイント到達。しょっぱなから3人リーチという熱い展開に。
最初の勝ち抜けが生まれたのは36問目。リーチをかけてから18問にわたり沈黙を余儀なくされた為季だったが、ここで「カッタくん」を正解し、最初の最終ラウンド進出者となった。残る1席は、38問目「文化放送」を答えた神野のものとなった。

第2組:秋田 芳巳(2位)・村上 彰(11位)・石貫 能和(14位)・中岡 啓将(23位)・石川 貞雄(26位)

第1組同様、ベテラン4人(秋田・村上・石貫・石川)と現役大学生1人の組み合わせとなった第2組。
この組は開始から10問で正解が出たのは僅か3問と、重苦しい展開に。中でも、5問目・7問目を立て続けに誤答してしてしまい、1〇2×となってしまった秋田が苦しいか。10問目以降も厳しい問題が続く中、中盤で飛び出したのは石川。2○0×の状況から19問目を正解すると、21~23問目を3連取してリーチ。勢いそのままに24問目「フランシウム」も正解し、圧巻の一抜けを果たす。予選最上位の秋田は、ここから本領を発揮。2×ということもあって慎重な戦いを余儀なくされたものの、45問目「パンケーキクラッシュ」で7ポイント到達。苦しみつつも長丁場を制して最終ラウンドへと駒を進めた。

第3組:松尾 浩(3位)・武藤 大貴(10位)・水口 直樹(15位)・市川 尚志(22位)・道蔦 岳史(27位)

レジェンド・道蔦から若手の武藤まで、バラエティ豊かなメンバーが集まった第3組。中でも注目は「落語家・古今亭今輔」こと水口。2011年に放送された『ワールド・クイズ・クラシック(WQC))』では不本意な結果となってしまった水口、テレビクイズでのリベンジはなるか?
この組で順調にポイントを重ねたのは、5人中最年少の武藤。他の4人を圧倒するペースで正解を積み重ねると、30問目「ジェーン・バーキン」を正解。4人のベテラン相手に臆することなく、堂々の一抜けを決めた。33問目で松尾が失格した後は、水口・市川・道蔦による三つ巴の大激戦に。3人が5ポイントで迎えた42問目を正解し市川がリーチをかけると、44問目を水口が獲って追っかけリーチ。息詰まる大激戦となったが、最後は45問目「ぬばたま」を答えた市川が、2つ目の席に滑りこんだ。残念ながら敗れてしまったものの、水口・道蔦の戦いには場内から大きな拍手が送られた。この日のベストバウトといえる戦いだったのではないだろうか。
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第4組:廣海 渉(4位)・宮川 敬(9位)・三木 智隆(16位)・野田 修平(21位)・尾林 衡史(28位)

中央に座るはオープン大会『勝抜杯』の主催者・三木。2014年の『第14回勝抜杯』優勝者・宮川と準優勝者・野田が脇を固め、両端には『第16回勝抜杯』決勝進出の廣海、『第15回勝抜杯』決勝進出の尾林と、『勝抜杯』絡みの因縁をもつ5人が集まった4組目。
この組は宮川がリードし、それを廣海・野田が追うという展開に。22問目、宮川が正解しリーチ。待ったをかけたい廣海だったが、24問目で痛恨の誤答、ここで足が止まってしまう。すると、1問おいた26問目を正解した野田も、宮川に続いてリーチをかける。結局、直後の27問目「井上勝」を宮川が、28問目「マッドマックス」を野田が正解し決着。第4組は、2014年に開催された『第14回勝抜杯』の優勝者・準優勝者によるワンツーフィニッシュで幕を閉じた。

第5組:田中 健一(5位)・原田 尚紀(8位)・安藤 正信(17位)・浅間 匠(20位)・熊谷 覚(29位)

2013年に放送された『第2回クイズ神』で神の座を争った田中・安藤の再戦となった第5組。この2人に原田を加えた強力ベテラン勢に、浅間・熊谷の若手がどう立ち向かうのか?
この組も序盤に難度が高い問題が集まり、10問目までで正解が出たのはわずか4問と重苦しい展開に。中でも「優勝候補の大本命」と目された田中は、この時点で2○2×と苦しい戦いを強いられてしまう。原田・浅間も苦しむ中、順調にポイントを伸ばしたのは安藤と熊谷。まずは28問目を正解した熊谷がいち早くリーチをかけると、直後の29問目を安藤が正解して追っかけリーチ。結局、1問挟んだのちの30問目「マヌカハニー」を正解した熊谷と31問目「ミス・キャサリン」を正解した安藤が、他の3人を寄せ付けず7○3×を突破した。

6組目:渡辺 匠(6位)・奥畑 薫(7位)・上野 裕之(18位)・長井 和也(19位)・伊沢 拓司(30位)

「ここで名前を呼ばれなければ敗退決定」ということもあって、7○3×挑戦者発表の際にはそれまで以上の緊張感が場内を支配した予選第6組。渡辺・奥畑・上野・長井に続いて名前が読み上げられ、最後の1枠に滑り込んだのは『高校生クイズ』2連覇の実績を誇る現役東大生・伊沢であった。
この組は9問目で長井が、30問目で上野が3×失格。他の3人も2×をつけてしまうという、大荒れの展開に。中でも奥畑は、11問目の段階で1○2×と苦しい展開に追い込まれてしまう。しかし、そこから粘り腰を発揮してポイントを積み重ねると、26問目「ナチュラルキラー細胞」・27問目「カデシュの戦い」を連取して7ポイント到達。予選通過者の紅一点・奥畑が、苦しみながらも最終ラウンド進出を決めた。残る1枠をめぐる渡辺・伊沢の一騎打ちは、35問目の時点で両者5○2×という互角の展開で進むも、最後は36問目「貴家堂子」・37問目「テオブロミン」を連取した渡辺に軍配。これにて、予選最終ラウンド進出の12名が出そろった。

【予選最終ラウンド・超難問ボードクイズ】
予選会最終予選は「超難問ボードクイズ」。1問正解1ポイントのボードクイズを行い、先に7ポイントを獲得した6名が決勝大会進出となる。制限時間は1問につき20秒。問答無用の知識勝負を制し、本大会へと駒を進めるのは誰か?

出場者(カッコ内は予選順位)
<前列>
秋田 芳巳(2位)・安藤 正信(17位)・石川 貞雄(26位)・市川 尚志(22位)・奥畑 薫(7位)・熊谷 覚(29位)
<後列>
神野 芳治(13位)・為季 正幸(1位)・野田 修平(21位)・宮川 敬(9位)・武藤 大貴(10位)・渡辺 匠(6位)

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1問目の
問題:世界にあるフランス語圏の都市で、パリに次いで2番目に人口が多いのはどこでしょう?

で単独正解を決めたのは、勝ち残った12人中最年少の武藤(正解はキンシャサ)。その後も「超難問」の名前の通り、少数正解が連続する展開となる。
なかなか得点が伸びない参加者も多い中で、一歩抜け出したのは石川と武藤。他の10人を尻目に順調にポイントを重ねると、まずは15問目「ラウェイ」で石川がいち早くリーチをかける。1問挟んだ17問目

問題:2013年に19歳という若さでルワンダへ渡り、DVDを使った授業で教育革命を起こした、国際的に注目を浴びている日本人は誰でしょう?

では、武藤がこの日2度目の単独正解(正解は牧浦土雅)。石川に続き2番手でリーチをかける。2人はその後、何問か足踏みを続けたものの、21問目

問題:島に生息する生物は、大陸に生息する同じ種類の生物と比べた場合、大型のものは小さくなり、小型のものは大きくなる」という法則を、1964年にこれを提唱した人物の名前から何というでしょう?

を揃って正解(正解はフォスターの法則)。ともに名古屋からの参加となった石川と武藤が、本戦進出第1号となった。

続く22問目は全員不正解となり、迎えた23問目「ハリエット・タブマン」は秋田・安藤・市川・奥畑・神野・為季・宮川・渡辺の大量8人が正解。そのうち安藤・奥畑・為季・宮川の4人はこれでリーチとなった。1点差で追う秋田。残る席は4つ、勝負はこの5人に絞られたか? 勝負の24問目

問題:「残業禁止」「営業ノルマなし」などのユニークな規則から「日本一社員が幸せな会社」と呼ばれる、岐阜県に本社を置く電気設備資材メーカーは何でしょう?

ここで正解したのは秋田・安藤・奥畑・神野・宮川の5人(正解は未来工業)。これにより安藤・奥畑・宮川の決勝進出が決定。そして秋田は6ポイントに到達し、追っかけリーチをかける。本戦最後の枠をめぐる争いは、秋田・為季の一騎打ちとなった。続く25問目は全員不正解となり、迎えた運命の26問目。

問題:渓流釣りをする時などに用いる、靴と一体化した防水スボンのことを、「水の中を歩いて渡る人」という意味の英語で何というでしょう?

ペンが動いたのは為季。一方、秋田の手は動かず……。こうなると、秋田は祈るしかない。制限時間20秒の後、為季が掲げた答えは「ウェーダー」。これが見事に正解となり、予選1位の為季が苦しみながらも最後の席を手にすることとなった。

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最終予選の結果、6人の本戦進出者が決まったところで、司会者の口から「決勝ラウンドは8人によるトーナメント戦」であることが告げられる。「『ノックアウト』は競技クイズのナンバーワンを決める戦い。ならば、競技クイズで実績を残してきた者をシードにするべきでは?」ということで、2人のシード者が決められていたのだ。その2名は

「クイズ界の横綱」春日誠治(オープン大会通算最多勝・53勝)
「競技クイズ最強の男」徳久倫康(2015年オープン大会最多勝・11勝)

結果、予選を勝ち抜いた安藤・石川・奥畑・為季・宮川・武藤の6名に、春日・徳久を加えた8名により、競技クイズ日本一の座をかけた戦いがトーナメント戦が行われることとなった。
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