一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
毎年恒例の「第36回ベストジーニスト2019」が、10月15日に行われました。「ベストジーニスト」は、日本ジーンズ協議会が1984年にスタートさせた賞で『もっともジーンズが似合う有名人』を表彰するイベントです。今年のベストジーニストには中島裕翔と山本美月、出川哲朗などが選ばれました。
ところで、今ではジーンズのことをデニムと呼称することも多いようですが、デニムとはフランス語の「セルジュ・ド・ニーム(ニームの綾織り)」が語源です。丈夫な綾織りの布を、産地の地名をとって「ド・ニーム」といったことから、デニムとなりました。さらに、ニームで作られた布はジェノバから輸出されたので、当時のフランス語でジェノバを指す「ジェーヌ」が、英語では「ジーン」となり「ジーンズ」の語源となりました。デニムもジーンズも由来は地名だったのです。
さて、このジーンズですがもともとは生成り色で、青く染色されていませんでした。しかし、ある理由から青く染められるようになったそうですが……。
そんなジーンズに関するクイズです。
【一問一報】2019年11月18日のクイズ
ジーンズといえば青い色が定番ですが、青い染料で染められるようになったのはなぜでしょう?
①西部開拓時代によく食べられた藍の葉の残りを利用した
②猛毒をもつガラガラヘビをよけるため
③元は漁師の作業着で海の色に合わせた
ジーンズの青い色には理由があったんですね。
②猛毒をもつガラガラヘビをよけるため
ジーンズ(ジーパン)は1850年代、ゴールドラッシュにわくアメリカで生まれました。カリフォルニアに集まった採鉱夫の間で好んで着用されましたが、それには訳があります。当初は織った生地そのままの色でしたが、ガラガラヘビや虫が嫌う成分を含んだインディゴ(藍)で染められるようになったため、青色が定番となりました。つまり、ヘビよけ、虫よけの意味があったわけです。ただし、その効果は限定的ともいわれ、本当は、白っぽい色よりも、青い方が汚れが目立たなかったため、という説もあります。このように、採鉱夫の作業着として生まれたジーンズパンツですが、過酷な使用に耐えるよう、補強のためポケットの端をリベットでとめたものをリーバイ・ストラウス社が特許をとります。これにより今日知られるような、ジーパンの形ができあがりました。
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