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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
2019年の秋は立て続けに大型の台風が日本に上陸。たくさんの被害をもたらし、被災地域は広範囲に及びました。そんななか、屋根の破損にブルーシートがかけられている様子がニュースでも連日報道されました。
今や自治体が備蓄し、緊急の際に備えているブルーシート。その国内トップ企業は、岡山県倉敷市に本社を構える萩原工業です。元々は倉敷で生産が盛んだった畳やござの素材メーカーだったのですが、その技術を生かして1966年に樹脂製シートの製造をスタート。当初、日通のトラックの幌用に生産されましたが、強度が弱すぎたため、結局、使われることはありませんでした。
しかし、幌には使えないものの様々なシーンで使うシートとしての有用性があったため『万能シート』として発売されました。その頃の万能シートは、日通のトラック用に作られたなごりでオレンジ色でした。そのため「オレンジシート」とも呼ばれていたのですが、ある時期からシートの色がオレンジからブルーに変更されることに…。
そんなブルーシートに関するクイズです。
【一問一報】2019年11月11日のクイズ
もともとオレンジ色だったシートですが、あることをきっかけに青に変更され「ブルーシート」となりましたが、そのきっかけとは何でしょう?
①生産の依頼主であるIKEAのコーポレートカラーが青だから
②警察に「楽しそうに見えるから、悲しそうな青にしてくれ」と依頼されたから
③オレンジ色の染料に毒が含まれているとデマが広まったから
ずっと青いものだと思っていた方も多いのではないでしょうか。
オレンジ色の染料に毒が含まれているとデマが広まったから
なぜ青になったかというと、ある時「オレンジ色の染料に重金属のカドミウムが含まれている」という噂が広まったからだそうです。そんな成分は入っていないにもかかわらず、噂に対応するために業界全体で話し合い、シートの色を変更することになりました。このとき採用されたのが現在の「青色」でした。青色は「さわやかな色」であることに加え、すでにバケツやホースなど様々なものに採用されていたので、染料のコストが安く済んだのも一因とか。青色のシートが発売された1974年以来、現在のようなブルーシートが使われています。
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