一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
9月23日は秋分の日。「お彼岸」にあたりますが、実はお彼岸は「春彼岸」「秋彼岸」の年2回あります。それぞれ春分の日、秋分の日を中心として前後3日ずつ、あわせて7日間をお彼岸と呼びます。お彼岸のお供え物といえば……おはぎ? それとも、ぼたもち? いったいどっちなのでしょうか? 一般的には春彼岸にお供えするものを「ぼたもち」、秋彼岸にお供えするものを「おはぎ」と呼ぶようです。それぞれ、春彼岸の頃に花が咲く牡丹(ボタン)にちなんで「ぼたもち」、秋彼岸のころに花が咲く萩(ハギ)にちなんで「おはぎ」と名付けられたという説もありますが、つぶあんをぼたもち、こしあんをおはぎという説や、その逆だという説、さらに、外国語が由来という説、おはぎは女言葉だったという説など、語源については諸説紛々、実に様々です。そのうえ夏には夜船(よふね)、冬には北窓(きたまど)と呼ぶこともあるそうで、日本人のこの食べ物に対する執着の深さには驚かされますね。
そんなおはぎ・ぼたもちに関するクイズです。
【一問一報】2019年9月22日のクイズ
江戸時代の中頃ぐらいまでのおはぎ(ぼたもち)は、今とずいぶん違っていたようです。どんなふうに違ってた?
①もち米の代わりに大麦が使われたため、パサパサしていた
②砂糖の代わりに塩が使われたため、しょっぱかった
③小豆の代わりに粟が使われたため、黄色だった
どんなものなんでしょう…食べてみたいですね。
②砂糖の代わりに塩が使われたため、しょっぱかった
おはぎの原料の一つでもある小豆は3世紀ごろには日本に伝来したとされ、さらに奈良時代には砂糖が伝わり甘い餡となったようです。しかし、砂糖は高価だったため、今のように甘いおはぎが作られるようになったのは江戸時代中期からといわれています。それまでのおはぎは、砂糖の代わりに塩で味付けされており「おはぎはしょっぱいもの」というのが普通だったそうです。想像してみるに、しょっぱかった頃のおはぎは現在のお赤飯のような味だったのでしょうか?
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