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QUIZ CHALLENGE

郵便の切手より大きいのに「小切手」と呼ぶのはなぜ?

一問一報/小切手

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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?

「小切手」を使ったことはありますか? 映画やドラマ、漫画の世界で使われているシーンはよく見ますが、自分で使ったことは無い……という方がほとんどではないでしょうか。
小切手とは、一定の金額の支払いを約束する有価証券のことです。小切手を受け取った人が、小切手を銀行に持っていくと現金に引き換えられ、小切手を渡す人の当座預金口座からその分の現金が引き出される仕組みになっています。
あまり見たことがない小切手ですが、その用紙の大きさは横長の領収書と同じくらいの「84mm×169mm」もしくは「76mm×169mm」だそうです。横17センチ弱ですから結構大きいですよね。
そんな「小切手」に関するクイズです。
一問一報2020年9月28日のクイズ
郵便の切手より大きいのに「小切手」と呼ばれるのはなぜでしょう?
①明治時代、紙幣を「大切手」と呼びその対として「小切手」といった 
②江戸時代に日本で使われていた「米切手」より小さかったから 
③小学生でも簡単に現金化できる、という意味で「小」とつけた 


②江戸時代に日本で使われていた「米切手」より小さかったから
そもそも「金銭を受け取った証拠になる紙切れ」のことを昔から「切手」と言っていました。現在「切手」といえば「郵便切手」しか思いつきませんが、本来、切手は「お金を受け取った証拠」という意味しかありません。
そして、話は江戸時代まで遡ります。武士の給与は基本的に「米」で支払われ、その米を売ってお金にしていました。現金化するにあたり、売られた米は今で言うオークションのような形で一般に販売されました。落札者には「米切手」が与えられ「米切手」を持っていくと落札した分の米がもらえたそうです。その後、明治時代になり外国から現在の「小切手」の仕組みが入ってきました。この時に使われた紙の大きさが「米切手」より一回り小さかったため「小切手」と呼ばれるようになったそうです。
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