Subscribe / Share

Toggle

QUIZ CHALLENGE

6月はよく雨が降るのに「水無月(みなづき)」とはどういうこと?

©時事通信フォト

関連記事:「一富士、二鷹、三茄子」に続きが!? 四と五に該当する縁起物とは?

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?

睦月、如月などの月の呼び名は、古くは『万葉集』や『日本書紀』にも登場し、古来から日本の人々に浸透しています。一番有名でよく耳にするのが、師走ではないでしょうか。「師(お坊さん)も走るくらい忙しい月」という意味がよく知られる説ですね。
今月は6月ですが、6月の呼び名は「水無月(みなづき)」です。梅雨時でたくさん雨が降る時期なのに「水が無い月」とはどういうことなんでしょう?
そんな月の異名「水無月(みなづき)」に関するクイズです。
一問一報2020年7月7日のクイズ
6月の呼び方「水無月(みなづき)」、雨がよく降るこの時期に「水が無い月」と書くのはなぜでしょう?
①のどが渇いてくる季節=「体の水が無くなる」ことから 
②「無」は「の」の意味で、「水の月」という意味から 
③「水やりが無くても育つ野菜」インゲンが収穫できる季節だから 

6月は雨は降るだけじゃなく祝日もない月ですね……。


②「無」は「の」の意味で、「水の月」という意味から
「水無月(みなづき)」の「無」は「無い」という意味ではなくて『連体助詞』だという説があります。『連体助詞』とは聞き慣れないですが、現在でいう「の」にあたるものだと考えて良いそうです。つまり「水無月」は“水の無い月”ではなく、“水の月”という意味になります。そう考えるとしっくりきますね。ちなみに10月の「神無月(かんなづき)」の「無」も「神様が居ない(無い)月」というよく知られた説の他に、連体助詞の「の」であり、実は「神の月」であるという説もあります。
Return Top