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QUIZ CHALLENGE

なぜ6月の雨期を「梅」の雨と書く? その意外な理由とは?

一問一報/梅雨

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一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?

6月になり「梅雨入り」のニュースを目にすることが多くなりました。6月の中旬には東北地方の「梅雨入り」が発表された一方、沖縄では「梅雨明け」が発表されました。洗濯物がなかなか外に干せない……と「梅雨明け」の発表を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか? 今年は沖縄以外の地域では7月中旬頃になると予想されています。
そんな梅雨に関するクイズです。
一問一報2020年6月30日のクイズ
なぜ6月頃の長雨を「梅」という字を使って表すのか、本当にある説はどれ?
①北半球で見られる星座「ウメ座」にちなんで 
②梅雨前線の名付け親が「梅さん」だったから 
③カビの雨で「黴雨(ばいう)」と書いたが、同じ音で季節を感じる「梅」をあてた 

梅雨のジメジメが体にこたえますね……。


③カビの雨で「黴雨(ばいう)」と書いたが、同じ音で季節を感じる「梅」をあてた
中国の長江下流域から朝鮮半島、北海道を除く日本列島などの東アジアに見られる雨期を「梅雨」といいます。「梅雨」の語源にはいくつか説があり、中国で「梅の実が熟す時期に降る雨」なので「梅雨」と呼んでいたという説もあります。もう一つの説が「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で「黴雨(ばいう)」と呼んでいたが、カビでは語感が良くないので同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったというものです。「梅雨」という言葉が伝わる前は「五月雨(さみだれ)」ということばで表現されていました。ただし「梅雨(ばいう)」が「梅雨(つゆ)」と読まれるようになった経緯は「梅雨に露(つゆ)の読みをあてた」「梅の実がつえる(熟すの古語)からきた」など諸説あり、よくわかっていません。

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