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一問一報

定番卒業ソング『旅立ちの日に』まさかの作曲秘話って?

定番卒業ソング『旅立ちの日に』まさかの作曲秘話って?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
3月といえば全国の学校で卒業式が執り行われます。新しい春がやってくると同時に、別れの季節でもありますね。
卒業式で最も歌われる卒業ソングは、長年『旅立ちの日に』がトップに輝いています。曲を聞いただけで不思議とウルウルしてしまう人も多いのではないでしょうか。
実は、この曲が作曲されたのは1991年。比較的近年の作られた曲なので、40代以上には馴染みのない曲なんです。
そのため、2007年にSMAPが歌うCMソングに起用された際は、ネット上で「懐かしい!」という世代と「知らない…」という世代で真っ二つに分かれていました。
そんな『旅立ちの日に』に関する問題です。
一問一報2019年3月15日のクイズ
『旅立ちの日に』には、日本中で愛されている卒業ソングとは思えない作曲秘話があります。それは次のうちどれでしょう?
①卒業ソングのつもりじゃなかった 
②作曲に15分しか使わなかった 
③合唱のない伴奏曲だった 

明治から歌われる『仰げば尊し』を超えたのはすごい偉業ですね。

②作曲に15分しか使わなかった
『旅立ちの日に』は、埼玉県の中学校に勤めていた音楽科の先生によって生み出されました。
「卒業する生徒のために何か残したい」と思って曲をプレゼントすることにした先生は、校長先生に作詞を依頼するも、「私にはそんなセンスないから」と断られてしまいます。しかし、翌日出勤するとなんとそこには完成した詩の原稿が。そのあまりの素晴らしさに感激し、曲が湧き出るように思い浮かんだと、音楽家の先生がラジオ番組で手紙を通じて語っていました。結果、たった15分で曲が完成したそうです。
つまり、作曲15分に並んで作詞も1日かかってないことになります。
作曲家すぎやまこういちは、あのドラゴンクエストのメインテーマを5分で書き上げたといいます。名曲は、意外とすんなり生まれてくるものなのかもしれませんね。
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