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一問一報

吉岡里帆が愛読する“健康的じゃない本”とは?

吉岡里帆が愛読する“健康的じゃない本”とは?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
女優の吉岡里帆が、集英社文庫の夏フェア「ナツイチ」のイメージキャラクターを務めることが決定しました
『こころ』(夏目漱石)、『欲しい』(永井するみ)、『短編工場』(集英社文庫編集部 編)の3冊は吉岡の写真がカバーとなり、『こころ』では、海をバックに清楚なワンピースで物憂げな表情を見せています。
学生時代から小劇場にあこがれて劇団に入っていたという吉岡里帆は、演技を勉強する中で、想像する力を読書から身に付けたとか。台本を読んで役の人柄を想像する時に、小説やエッセイなどを読んできた蓄積がヒントになり、とても助けられたそうです。
そんな吉岡里帆に関するクイズです。
一問一報2018年7月1日のクイズ
読書家だという吉岡里帆がインスタグラムで紹介した愛読書は何でしょう?
①『ポケットに名言を』 著:寺山修司 
②『対話のレッスン』  著:平田オリザ 
③『鴻上の知恵』    著:鴻上尚史 

以前『アメトーーク』の読書芸人にも取り上げられたことがある本です。

①『ポケットに名言を』 著:寺山修司
『ポケットに名言を』は、詩人で劇作家の寺山修司が選んだ、世界の名言が詰まった一冊です。
子供の頃から本が好きで『ハリーポッター』や『怪傑ゾロリ』などを読んできた吉岡にとって、小劇団で惹かれた蹴美な世界や、劇場で知るきっかけとなった寺山の著書は、本人曰く“健康的”な本とは全然違う衝撃だったのだとか。
本書の中で、吉岡里帆が心に残った言葉のひとつとしているのが、チェーホフの“ひょっとしたらこの宇宙は なにかの怪物の歯の中にあるのかもしれない”だそうです。この一文を読んで「悩みがちっぽけに感じられ、自分が想像してること以上のことが世界で起きているから、ごみ屑みたいにちっちゃい自分は今やれることを必死でやるしかない」と思ったそうです。
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