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一問一報

3月の異称に、時代名…どうして「弥生」なのか答えられますか?

3月の異称に、時代名…どうして「弥生」なのか答えられますか?

©時事通信フォト

一日一問クイズにチャレンジして、頭の栄養補給しませんか?
1月、2月、3月…と、1年に「月」は12あり、その月々にはそれぞれ異称があります。代表的なものとして1月は「睦月」(むつき)、2月は「如月」(きさらぎ)が知られています。なぜか3月には「花月」(かげつ)、「桜月」(さくらづき)、「蚕月」(さんげつ)、「桃月」(とうげつ)、「花見月」(はなみづき)、「夢見月」(ゆめみづき)など異称が数多くありますが、やはり最も有名なのは「弥生」(やよい)でしょう。この「弥生」は「いやおい」という言葉から来たとされていて、「草木が生い茂ること」という意味なのだそうです
そんな「弥生」という言葉から連想されるクイズです。
一問一報2018年3月22日のクイズ
「弥生」という言葉からは3月の異称のほかに日本史で習う「弥生時代」が思い出されます。ところでこの時代名は3月とは関係がありません。その由来は何でしょう?
①場所の名前から 
②人の名前から 
③出土した土器の特徴から 

後に「弥生式土器」と呼ばれる土器が発見されたことにちなみます。

①場所の名前から

弥生時代は縄文時代に続く紀元前3、4世紀から、古墳時代が始まる紀元3世紀中ごろまでの期間で、文化的には稲作農耕の開始から前方後円墳が造られるまでの時代です。明治17年(1884年)、東京府本郷区向ヶ岡弥生町(現在の東京都文京区弥生)の向ヶ岡貝塚から欠けた土器1個が採集され、縄紋式土器とは違うものであることから後に「弥生式土器」と呼ばれ、「弥生時代」の名前が誕生しました。

ちなみにこの土器の発見日は3月2日で偶然にも「弥生」でした。

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