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地元の高校生から家族連れまで、825人が参加!『第4回埼玉クイズ王決定戦』レポート

地元の高校生から家族連れまで、825人が参加!『第4回埼玉クイズ王決定戦』レポート

突然だが、貴方は「自分の出身都道府県」のことをどれだけ知っているだろうか? いくつの都市があるか、知事は誰か、県章はどんなマークか……直ぐに答えることのできる人は少ないだろう。しかし世の中には、ありとあらゆる「郷土」の知識を持つ人達も確かにいるのだ。

p_report_20160229b_l「埼玉に関する知識ナンバー1」を競う『第4回埼玉クイズ王決定戦』が2月14日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催された。
2013年から始まったこのイベントは今年で4回目の開催を迎える。今年は合計で275チーム、825人もの知識自慢たちが参加した。決勝大会では、埼玉各地で開催された予選会で勝利を収めた9チームの強豪たちが「埼玉クイズ王」の座を競い合う。
先ほど挙げた知事や県章などは、ほんの序の口。問われる内容は県の歴史から埼玉出身の有名人、果ては地元で人気の商店まで非常に幅広い。問題作成は埼玉県出身のクイズ王・能勢一幸氏が務めている。『第15回ウルトラクイズ』優勝で知られるレジェンドプレーヤーなだけあり、ユニークな切り口からの出題も数多く見られた。
地元の高校生や家族連れなどを始めとして、「埼玉」愛を胸の内に秘めた様々な層のプレーヤーがエントリーし、ステージも客席も大盛況。試合の途中では、秩父市役所に務める公務員チームが同市のイメージキャラクターをアピールした直後に、ちょうどそのキャラクターが出題されるなど、会場全体が笑いに包まれる一幕も見られた。

p_report_20160229c_lしかしその戦いは真剣そのもの。第1回戦では前回優勝チームがまさかの敗退を喫するなど、クイズの試合としても非常に白熱したゲームが展開される。このために独自のクイズ研究を行っていたチームも少なくなく、ベテランクイズプレーヤーの能勢氏すらたじたじとなるようなボタン捌きが随所で飛び出した。
1回戦を勝ち抜いた3チームによる決勝戦では更に熾烈なゲームが繰り広げられた。死闘の末、昨年の優勝チームを下し勢いに乗る光陵組を気迫で凌ぎ切り、武南3Aチームの優勝となった。勝利の決め手となった最終問題の答え「メッツァ」は、2017年に飯能市にオープン予定のテーマパークの名前。その調査力には驚くばかりだ。

p_report_20160229d_l高校生の頃からのクラスメート3人でチームを組んだという武南3Aは、前回大会では決勝戦でリーチまで到達するも、あと1つの正解が獲得できず敗れてしまったチーム。今回見事にリベンジを果たすことに成功したリーダーの岩井さんは「これきっかけにより一層埼玉のよさを広めて行きたい」と語った。
年に1回開催されているこの大会。「埼玉」に縁があれば、足を運んでみてはいかがだろうか。きっと、まだ見ぬ発見が沢山あるはずだ。

p_report_20160229f_l優 勝:武南3A(岩井寛和、竹鼻伸洋、田口敏治)
準優勝:広陵組
第3位 :チーム「グ~たら」

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