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NEWS & REPORT

いよいよ『QMA JAPAN TOUR』スタート! クイズマジックアカデミー店舗大会「ウェアハウスカップ」レポート

2016年6月4日(日)、神奈川県のゲームセンター・ウェアハウス川崎にて、オンラインクイズゲーム『クイズマジックアカデミー トーキョーグリモワール』の店舗大会「第2回ウェアハウスカップ」が開催された。
KONAMIが今作で打ち出した「ユーザー主催大会および店舗主催大会をKONAMIが公式認定し応援していく」という企画『QMA JAPAN TOUR』。このツアーは、全国各地で開催される数々の店舗大会にスポットライトを当て、1年をかけてその頂点を争おうというもの。各大会の優勝者や成績上位者には、2017年に行われる王座決定戦「グランドスラム大会」への挑戦権が与えられる。「第2回ウェアハウスカップ」は、その幕開けとなる大会だ。

CIMG6763 QMAプレイヤーには激戦地として名高い「超名門校」の大型ゲームセンター・ウェアハウス川崎。その一角を借りきっての開催だったのだが、フロアに集結した参加者たちは、その数なんと110人! まさに強豪ひしめく大入り満員の大会となった。
このゲームの4人対戦では、4人がそれぞれ1つ出題ジャンル・形式を選んで戦う。店舗大会によっては「出題ジャンル縛り」「出題形式縛り」など、ルールに制限がかかる場合も多くあるが、今回は全くのフリー。つまり、自分の得意なジャンルや形式を何回選んでもよいのである。各プレイヤーが自分の「武器」を無制限に使える、徹頭徹尾ガチンコの真っ向勝負だ。加えて今回は敗者復活などの救済措置も一切無しとなっており、一度負ければ即敗退の厳しいルールとなっている。

IMG_0952 歴戦の雄たちの戦いは熾烈を極め、決勝戦に残ったのはアオイ、チョーネンテン、レオ、カムカムの4名。ここまで来ると、相手はお互いに手の内が知れている猛者ばかり。ジャンル選択の読み合いも重要になってくる。しかし、彼らが見ているのは”敵”ばかりではない。「今作に入ってからの点数は、従来に比べてより『時間経過による減点』の度合いが強くなった。故に解答時間で差のつく『連想』形式などが強い」と、稼働から1ヶ月半にして既に”フィールド”の精査も行っているのだ。

果たして、選ばれた形式は「アニメ&ゲーム・連想」「社会・エフェクト」「スポーツ・連想」「芸能・連想」。やはりそれぞれ最も効率よく差を付けられる可能性が高い形式で勝負をかけに来た。しかし最終結果は、「社会・エフェクト」を選択したチョーネンテンが2位に40点差を付けて堂々の優勝! 試合前インタビューでは「連想が苦手なので、厳しいかもしれない」と語っていたが、それらをことごとく打ち返し、見事『QMA JAPAN TOUR』初戦チャンピオンの座を手にした。
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「『ツアー』という名前を冠していますが、実は『全国を周る』という趣旨ではないんです」と、KONAMI・石原明広プロデューサーは語る。
「元々、有志のユーザーさんや店舗さんが開催なされていた大会というものが、年140大会くらいは既にあるんですね。そのような大会を、もっと気軽に開けるような環境を作って、界隈を少しでも盛り上げられたら、という取り組みです。例えば、これまでそういった大会が周囲に無かった地方のユーザーさんたちが『大会やりたいんですけど』と言えばできちゃうような。そうなってくれれば、また裾野が広がりますから。どちらかと言うと『KONAMIが大会を開く』というよりも、ユーザー主体の企画なんです」

話を伺ったところによると、『QMA JAPAN TOUR』やそれ以外の企画についても、まだまだ進行中のプロジェクトがあるとのこと。「今のままだとまだ新規のプレイヤーさんには敷居が高い部分もありますし、『参加するだけで、いいことあるよ!』という要素を、少し考えています」とのアナウンスが大会後になされた。

ついにスタートした『QMA JAPAN TOUR』の勢いは、どこまで加熱するだろうか。今後とも目が離せない。

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